ベトナムの正月、一般家庭のドア
2012年元旦。(日)あけましておめでとうございます、というには、被災地のことを思うと、はばかられる。しかし、被災地を含めて、日本の夜明けを築くために、決意を新たにする新年にしたいと願う。先進国と言われるにふさわしい、誇りある日本を望む。
個人的なことで言えば、昨年に続き、今年も日本で正月を迎えたことになる。今年の秋には日本脱出を図りたいが、日本滞在中にもっと私にできることはないのか、探ってみようと思う。こんなに健康体なのに、誰の役にも立たずに無為に過ごすのは耐え難い。
このブログも1876号を数え、いつの間にか5年目を迎えている。愛読者の方々に、「よく書くことがありますね、とか毎日続くものですね」と言われるが、毎日が日曜日で、時間がたっぷりあること、原発事故やその対応に怒りがエネルギーになっていることもある。
正月の花
政府は今年の夏までに一昨年に決めた、原発の新設を含むエネルギー計画を白紙に戻して、新しい基本計画を作成するとしている。原発を維持しながら怯えて暮らすか、少なくとも脱却の方向性を決めて、再生可能エネルギーの下で安心して暮らせるかの分岐点だ。
今年も原発から目を離さずに、政府や東電の動きを監視していこうと思う。昨年末の注目すべき動きとしては、あの経産省が「発想電分離」に前向きな姿勢を示したことだ。枝野幸男経産相は当初から積極的に見えるが、当然官僚たちの強い抵抗が予想される。
少なくとも東電の破綻を理由とした国有化が実現すれば、資産確保の意味からも送電部門を切り離し、民間に売却すれば、一気に分離に向かって動くことになる。大企業の自家発電施設、自治体などが所有する風力発電、太陽光や地熱などの新規参入も期待できる。
正月の果物
発送電分離だけが話題になるが、配電部門も分離自由化できれば、我々は携帯電話会社を選択できるように、配電会社も選択して原発の電力を買わなくて済むようになる。今まで誰もが変だと思いながら、電力の地域独占を許してきたことこそ、最大の問題である。
もう一つ、東京で最も古い歴史を持つ城南信用金庫が「原発推進は金融機関の仕事ではない」として、東電との契約を解除すると表明したことである。事故後の東電の対応に疑問を抱き、保有する全株式、社債を売却。「この会社は信用できない」と。影響は大きい。
城南信用金庫は調べてみると、1918年の米騒動を機に、「貧富の差をなくす」を社是とし、「裾野金融、貸すも親切・貸さぬも親切、カードは麻薬」を経営の哲学としてきた。「復興ニッポン」というサイトで理事長がインタビューに応じているが、次号で紹介する。
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