路上でパンを売る
22日(木)私の朝鮮に関する知識は、勿論、様々な立場の方が著した本によるものが基本である。特に信頼をおいて読んだものは、元赤旗記者で平壌特派員(追放で帰国)・萩原遼氏、総連新潟支部副委員長まで務められた張明秀氏(現在は北鮮帰還者の消息を追う)
氏とは長年のお付き合いで、多くの著作もいただいた。ドイツ人の医師で18か月間、平壌での医療活動の後国外追放になったノルベルト氏の本、それに盛んにテレビに顔を出している金正日の料理番・藤本健一氏(13年間で側近しか知り得ない情報の数々)の著作。
それらの著作から見えてくる北朝鮮という国家(国家と言っていいかどうか)の偽装、圧政、暴虐の数々。とりわけ、金日成、金正日父子の女性をめぐるただれた醜聞。我々はこんな人物を国家の指導者と認め、北鮮帰還など重要な交渉を行い、援助し続けてきた。
ごった返す市場
しかも、この新潟の地から万景峰号で人や物を送り出してきた。悔やんでも悔やみきれない。張さんは特に約10万人の帰国者(張さんの両親や姉もいた)の最終意思確認をやった立場上、この話になると声が詰まる。人道支援だと教えてきた私の罪も免れない。
そんな人物の死に弔意などとんでもない。政府の判断は正しいと思う。しかし、向こうに拉致家族を残している人々には気がかりは残るだろう。最終的に誰がこの国を率いるのか知らないが、日本としては戦後賠償の交渉に乗ってでも拉致被害者を取り戻したい。
ここでまたマスコミ批判になるが、過去映像を垂れ流す時、「金日成」なる人物が実は金聖柱で抗日の英雄「金日成」とは全く別人で、ソ連が偽装した人物であること、その秘密を知っていた幹部はことごとく粛清された事実くらいはなぜ紹介しないのだろう。
日本料理店の看板娘
藤本健一氏は自分の過去を洗いざらい著書に書いている。月50万円で金正日の料理人に雇われたこと、金正日の紹介した女性(お手付きかどうかまでは書いていないが)を妻に娶ったこと、ベンツやハーレーなどの高級車をもらったこと。連日の乱痴気パーテイー等。
喜び組の話は有名だが、対象となった彼女たちや金賢姫が工作員に仕立て上げられていく過程などはまるでドラマでも見るような話である。日本に学んだかどうか確認できないが、日本の大奥制度や皇室の女官制度そっくりである。軍などの幹部も同罪である。
理解できないのは、中国の動きだ。あの丁重な弔意は何だ。正日の妹の夫・張成沢を支援して改革開放をやらせようとの目論見は見えても、崩壊させ、韓国による統一朝鮮は望まないようだ。自国の安全保障の観点だけで人民の救済は頭にないかのようだ。
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