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NO1885 北朝鮮の崩壊を望む(1)

ベトナム戦争に耐えたハノイ駅
ベトナム戦争に耐えたハノイ駅 20日(火)晴。今日一日、新聞もテレビも金正日死去のニュース一色だった。当然のことながら、彼個人というより、日本はもとより、韓国、世界に及ぼす影響を心配するからである。下手をして、軍部の内部抗争で戦争にでもなれば、大変な事態になるからだ。

 私は社会科教師として、朝鮮半島の問題には深い関心を払ってきた。一時寄港も含めれば韓国には6度ほど行っている。38度線の休戦ラインにある板門店は勿論、ソウル、太田、慶州、プサン、済州島などを回ったに過ぎないが。何回行っても興味は尽きない国だ。

 在日朝鮮人(南北)とのつながりも深く、在新潟総領事へのインタビューや在新潟韓国教育院院長とのお付き合いもあったことで、一層関わりも深かった。私の朝鮮問題への課題意識ははっきりしている。足かけ36年にわたる植民地支配への反省の上に立つことだ。

空襲の街も再開発が進む
空襲の街も再開発が進む 現在の北、拉致問題、従軍慰安婦、強制連行(現・韓国からが圧倒的)、南北分断、北鮮帰還等全ての問題の根源は日本の植民地支配から来ていることを、片時も忘れてはならない。ややもすれば、マスコミ報道はこのことを忘れ、或いは意図的に隠している。

 私が下手な解説をすることではないが、日本が敗戦を迎え、北にはソ連軍が、南にはアメリカ軍が進駐して、38度線で分断支配された。北には金日成、南には李承晩という、ソ・米の傀儡政権が樹立された。日本支配の終結の代償が米ソによる占領支配の始まりだった。

 金正日の父親の金日成は偽物であったことは今や公然の秘密で、在新潟の朝鮮人の間では常識の話だった。金正日の実父であることは間違いないが、金正日は後継争いで継母の子である金一(平日)を追い落とし(ポーランド大使、帰国後幽閉と伝えられている)た。

猛爆でも落ちなかったロンビエン橋
猛爆でも落ちなかったロンビエン橋 金正日には公式には4人の妻がいるが、三番目の妻(薫琳)の子が日本密入国で強制退去となった長男・正男である。二男、三男(正恩)は在日朝鮮人の俳優・高姫の子である。私がスムースな政権移譲がないとみるのは、長男、次男、金平日の存在があるからだ。

 妻たちの変死(海外で)、金正日による追い落とされた軍人たち(彼らとの兄弟や元妻たちの結びつき)や労働党幹部。金正日が信頼できたのは妹の金慶喜くらいのものだろう。その夫・張成沢を中国が全面的に支えるという報道があるが、彼とて失脚したことがある。

 現在いる労働党幹部や軍上層部にしても、すべて金正日の胸下三寸で地位を保ってきた連中だ。拉致、大韓航空機爆破、ラングーン事件の首謀者金正日の体制がその息子たちによって引き継がれるなど、断じてあってはならない。日本政府はその崩壊を望まないのか!

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