ちまき売り
19日(月)ビッグニュースが飛び込んできた。北朝鮮の金正日の死である。人の死を喜ぶのは不謹慎だが、世界最悪の独裁者の死は歓迎だ。これを機に民主主義を願う人物によるクーデターを期待したいところだが、そんな土壌はなさそうだ。そこが悲しい。
後継者と目されている三男の金正恩ですんなりいくとは思えない。彼自身はスイスで成長したのだから、民主主義的思考を持ち合わせてもよさそうだが、あの軍部中心の独裁下ではどうにもならない。拉致被害者の救出につながる動きに結び付けなければならない。
従軍慰安婦問題に話を戻す。記者、カメラマン、看護婦のように軍命令によって従軍した点で慰安婦も何ら変わりがない。軍の委託によって民間業者が集めたとしても、慰安所は軍が設営し、コンドームを配布し、性病検査を軍医がやっている事実だけで足りる。
学校帰りの中学生
今回再び大きく取り上げられたのは、ソウルの日本大使館前に慰安婦の銅像が設置されたことによる。36年間にわたる日本植民地時代に朝鮮人に味わわせた屈辱のことを考えれば、日本大使館員は毎日その銅像を見ながら歴史を忘れないためにむしろいいことだ。
そもそも日本の戦後における加害国への謝罪と賠償は曖昧なもので、賠償相手もほとんどの国が韓国同様、軍事独裁政権と結んだもので、しかもその賠償金目当てに、日本の政治家の意を受けたゼネコン企業が先回りして相手国で受注するという汚いものだった。
各国が民主化の道を歩み、民政に移管した暁には今日の事態を迎えることは、十分に予想できたことである。慰安婦を軍が連れ歩いたという国は私の調べた範囲では日本とヒトラードイツしかない。ヒトラーでさえ、欧州各国の批判に耐えられずやめたほどだった。
露店市
戦後賠償の在り方も日独ではまるで違う。ドイツの自国民に対する補償は遺族、戦争捕虜等々1980年代末までに6兆4000億円が支払われている。ドイツは国家賠償と個人賠償を分け、個人への補償が94.3%、欧州16か国へのそれが2.0、イスラエル3.7%である。
今までに支払われた総額は日本円で約7兆円である。日本の場合は自国民への補償が中心で52年~91年までに恩給などの形ですでに33兆円が支払われているが、加害国や加害国民への支払いは約一兆円でフィリッピン、ベトナムなどに6457億円にすぎない。
ドイツとの格差はあまりにも際立っている。しかも、日本の場合軍人恩給の性格が強く階級制による差別支給、台湾や朝鮮などの植民地の国民を対象から外す(日本人で亡くなったからとの理屈)という恥ずべきやり方だった。米、仏、伊とも違うやり方だった。
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