少ないガソリンスタンド
18日(日)今来日中の韓国大統領・李明博氏が元従軍慰安婦の問題について、「日本政府が政治的決断やさらなる誠意を見せれば、いつでも解決できる」と述べたことについて、日本のマスコミは例によって、弱腰外交とか、もっと強い態度に出るべきだとの論調だ。
そもそも、この問題は従軍慰安婦、特に韓国人が慰安婦にさせられたことが、事実であるかどうかの事実関係が問われなければならない。「慰安婦にされた」「慰安婦を買った」「慰安婦を診察した」という事実は数えきれないほどあるのに、それを否定する者は誰か。
代表的なのは「つくる会」のメンバーや櫻井よしこ、金美麗などの評論家、それに自民・民主のかなりの政治家たちである。その論拠は「証拠がない」とか「少なくとも軍や政府の命令ではなく、民間業者が勝手にやった」そもそも「従軍慰安婦の言葉はない」とか。
こんな道路の多いハノイ
正確に言えば「従軍慰安婦」という文書は公的文書にはない。作家・千田夏光氏の 著書に由来する。そんなことは問題外だ。聖徳太子が本名でないことと同じ議論に過ぎない。問題は軍や政府が実質的に従軍させたかどうかである。その証拠はいくらでもある。
私は後悔している。拙著「シンガポールの日本軍」で従軍慰安婦の証拠(当時の軍医の証言や被害者の存在)を知りながら、本文中にそのことに触れなかったことである。当たり前の事実で、今日のように存在そのものが議論になる等、思いもしなかったからである。
私の世代の人間なら、戦争体験者からその話は自慢話?として聞いたはずである。私の父の友人などは我が家に来て、ごく当たり前のように話していた。私に「その昭南島(シンガポール)に赴任するのか。ご苦労なことだ」と嘆いて見せたものである。
ぼったくりタクシーに注意
政府は1965年の「日韓基本条約」で解決済みとの態度をとっているが、当時の軍事独裁政権の朴政権と結んだ条約で個人的な被害まで代弁したなどと言い切れるのか。当時の日韓交渉における日本側の強圧的な言辞を読むがいい。とても日本人として恥ずかしい。
日本が支払った賠償金のほとんどはソウループサン間の高速道路と当時の朴政権の軍人及び財界の懐に流れたことは公然たる事実である。だからこそ、金大中以後の韓国政権が国民に対して顔向けができないから、韓国政府による慰安婦の賠償を言い出したのだ。
今夜のミヤネヤの宮根誠司氏の番組でコメンテーターが「もっと強気に」などと叫んでいるのを観たら、黙っていられなくなった。もっと自ら調べよ。事実に基づいた評論をせよ。はっきりと謝罪し、日韓条約とは別にドイツ同様に個人補償に取り組むべきなのだ。
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