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NO1879 自然エネルギーを阻むのは誰だ(2)

鳥屋野潟公園の枯山水
鳥屋野潟公園の枯山水 13日(火)快晴に誘われて、鳥屋野潟公園を歩いてきた。一昔前は生活排水やゴミの投棄によって汚れ放題だった潟が市民運動によって蘇り、今や毎年白鳥が飛来するようになった。今年はさらに増え、600羽あまりに上るという。日中はいなかったが・・・。

 増殖炉もんじゅは来年試運転が予定されているが、今日のニュースで来年度の予算について、中川文科相は計上しないというから、断念したのかと喜んだが、続いての記者会見で、補正予算もあるから、様子を見ながら対応すると・・要するに世論の動向次第なのだ。 
 
 前号ではドイツの例を紹介したが、今度はスペインの風力発電の話。両国に限らず、欧米の電力に共通しているのは発送電分離が当たり前だということである。これなくしては、自然エネルギーの発展は望めないのだ。なぜなら競争原理が働かないからである。

山茶花の生垣
山茶花の生垣 スペインの送電会社REEは今年3月31日、国内の電力供給に占める風力発電のシェアが、前年同月比5%増の21%に達したと発表。月別統計で初めて世界一になったと。太陽光などを合わせた自然エネルギー全体のシェアは40.2%に達しているというのである。

 年平均でも35%を占め、スペインンは自然エネルギーをベース電力においているから、火力32%、原子力22%を上回っている。日本でよく言う天候に左右される云々の問題は科学技術で解決。マドリッドの制御センターで気象情報を予測し、不足分の増産指示をだす。

 日本の原発推進派は自然エネルギーを導入できない言い訳に、欧州各国の相互融通をあげ、日本は島国でそれができないと。確かにその問題はあるが、国内だって東西の融通すらできない問題を解決すれば、日本全体の電力は原発なしでやれるという試算もある。

ボケの花
ボケの花 やる気さえあれば、欧州各国が相互融通のために技術開発によって、1本の送電線で送れる電力を400倍にするという「スーパーグリッド」と呼ぶ、大容量送電を可能したのである。それも日本に導入したらいい。さらに日本の有利なのは南北にのびた国土は天候変化のリスクには強いと。

 北国の風が吹かなくても南国の太陽光がある。それがなくとも地熱やバイオマスがある。山国の地の利を生かした小水力発電もある。スーパーグリッドの技術を日本にも導入して日本全体を同じ電圧で結べばいいだけの話だ。原発を廃炉にする決断さえ早くやれば十分可能だ。

 ドイツは電力に税金は投入していない。00年の自然エネルギー促進法により、全量買取制度による負担は全て需要家が平等に負担する仕組みだ。スペインや欧州各国それに中国もドイツに学んでいる。東電を解体して発想電分離が早道だが、自治体が動くのも手だ。

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