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No.1442 わけのわからない北朝鮮

NZ 南島の風景 29日(水)晴れ。百日紅の花も終わったので、隣家に迷惑のかかりそうな庭木の枝おろしをやった。脚立を使って気に登り、鋸で枝を切るわけだが、年々不安が増す。あと何年こんなことができるかな。気候も良くなってきたので明日から庇のペンキ塗りだ。

 北朝鮮と言う得体の知れない国家の次期指導者が金正雲氏になりそうだとマスコミは騒いでいる。3代も世襲が続くなど、まるで封建社会に逆戻りである。これを強く批判していた中国は今度は「内政問題」だという。この国の言うことも全く当てにならない。

 今日の事態を10年近く前に予測していたのは13年間も金正日の料理番をやっていた藤本健二氏だ。毎日テレビで流されているジョンウンなる10代の写真も藤本氏の著書からのものらしい。氏の著書「金正日の料理番」「金正日の私生活」「核と女を愛した将軍様」

NZ南島の風景2 は数年前県立図書館で借りて読んだが、実に真に迫るものがあり、面白かった。氏は1982年に月給50万円の契約で北朝鮮に渡り、レストランで寿司を握った後、87年に再度渡り、89年から金正日の信任を得て官邸の地下で金正日専属の料理番になった。

 その間、金正日から家と喜び組の一人を与えられ結婚、子どももできた。ベンツに乗り、モ――タ―ボートや乗馬で正日と遊んだ話、夜毎の喜び組を侍らせての乱痴気パーテー、ジョンウンの母親で在日朝鮮人の高英姫との会話なども生々しく紹介されている。

 又偽装パスポートで何回か日本に来て、東京築地市場でのマグロや浅草での大福の買い出しの話、総連の大幹部が北に渡った時は宴会で常に正日の隣に座っていた話、正雲が自分に似ているとお気に入りだった話などを根拠に後継者に考えていると思った話など。

NZ南島のアルプス 氏はジョンイルの側近が次々と消えていくことに不安を感じ、01年東京への買い出しを口実に来日、そのまま姿を隠した。北朝鮮に残した妻子も捨てたわけだ。裏切り者となったわけだから、命は狙われる。藤本健二は偽名でテレビ出演の時はサングラスにバンダナ。

 帰国当初、大手マスコミは相手にしなかったが、先の著書以来、フジテレビ系列のインタビューには時々登場しているらしい。間近で見聞きしなければわからない話がたくさん出てくる。今度はドイツ人の医師の「北朝鮮を知り過ぎた医者」を読み始めた。

 北朝鮮といい、中国といい、得体の知れない、わけのわからない国だ。日本が戦後処理をきちんとしてこなかったから、理不尽なことにも毅然とした態度がとれない。今頃になって自民党などは弱腰外交などと喚いている。ストレスがたまる一方だ。  

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