相変わらず人付き合いが非常に苦手で、ついつい時間があると一人で過ごしてしまう僕ですが、
先日知り合いから日本語を話す集まりというものに誘われ、近くで用事もあるのでついでにということで重過ぎる腰を上げて行ってきたのですが、どうもいらっしゃるのは日本人女性目当てのアメリカ人男性が大半で、別に彼らは日本語を話したいわけではなくて女性探しに来ているだけだったりと参加5分で萎えまくりでした。
ハイライトといえばやはり女性の話になったところで、
「そういえば僕のNYにいる日本人の友達は大半が女性だよ」
と言ったところ、
「是非とも紹介してくれ」
と名刺をさっと二枚差し出されたところでしょうか。別に彼らが悪いとかではなくて、こんなところに来てしまった自分がいけないわけなんですが。
しかも結局日本語は一言も発さなかったですね。
というか、よく思ったら日本人の友達って数えるほどしかいないし、全員外国人の彼氏がいるし。
申し訳ないね、使えない奴で。
ひどかったのは、
「お前、今までの彼女全員日本人なんだろ?すげーよ。日本人彼女を作るアドバイスをなんでもいいからくれ」
って、言語とか文化とか様々な基本条件をあまりに無視し過ぎな質問をされた時ですかね。別に僕は日本人女性を"狙って"今まで付き合ってきたわけじゃないんですが。
元の話がくだらんのだからせめてもうちょっと高度な質問をしてくれと思うわけです。もうそんなことに人生の時間を費やしている自分にがっくし。
あとは、放射能の話ね。
「あーもう日本はダメだぁ」「汚染されたぁ」
って一方的なことを思い込んでいる人にはもう声もかけたくないですね。おそらくそこをフォローするのが外国に住む日本人の役割なのでしょうし、何度もそうやってきましたが、もう”入り込んで”しまっている人には何をどうしようとも効果はないですね。
以前日本にいつか移り住もうと色々と計画していた夫婦も、奥さんがあまりに放射線を怖がり、「そんなところでは子供を育てることはできない」との一点張りで、「気にしすぎだよ」と諭す旦那との間で夫婦喧嘩が勃発しておりました。
このケースも、旦那だけでなく僕が何を言おうとも奥さんの方は信じてくれない。そりゃ、100%確かなことではないから「僕は学者じゃないし、たとえ学者だって本当のことは分からないよ」と一連の話の最後に多少言葉を濁すと、そこだけを猛烈に突いてきて、「ほらやっぱり危険なんだ」となってしまう。
そういうことじゃねーだろ、と会話の内容以上に彼女の話の持っていき方に怒りを覚えたわけですが、もう疲れるよね、こういうの。
ということで、結局、集まりの途中でこっそり抜け出てしまった僕でした。
最近、頭も体も疲弊しているからでしょうか、なんだか諦めが早いというか、我慢が足りないというか。。結局一人がいいなぁとオフィスに閉じこもってしまうわけです。
マルチビタミンでも飲んで寝た方がいいかもしれない。
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