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No.1440 特異な日本の検察制度(4)

駐車場に車を置いて 27日(月)曇り。昨日は久しぶりに晴れあがった。先日人間ドックの坂井輪診療所(民医連)に掲示されていた坂井輪山の会の案内(飯豊連峰・山形県・倉手山953m)を見て申し込んでいた登山に参加した。7時半診療所集合なので家内に送ってもらった。

 膝に不安があるので、初めての山に登るにはリーダーのいるグループに頼るのが一番だ。参加者は16名、途中、下越山の会のメンバー7名が合流し、総勢23名(男性7名、女性16名)年齢は見たところ、40代~70代。女性が元気なのは今の日本社会の縮図だ。

 無料化実験中の日本海東北道を通り、関川経由で小国町へ。現地に到着、9時45分頃にかなり急峻な登山道を登り始める。私たちの前に山の案内人グループ20人ほどがいた。30分ほど登った所でストップ。何事かと思ったら、スズメバチの大群で前に進めないという。

登り始めたが・・ メンバーの中に蜂の専門家もおり、その助言に従って登山を断念。近くの展望コースに登って飯豊連峰を眺め、弁当を広げ、飯豊温泉・梅花皮荘の露天風呂に1時間もつかって秋を満喫した。昔の教え子の親など知っている人が2人おり、楽しい一日となった。

 連日検察による証拠隠滅が話題になっているが、その後の最高検の動きが鈍いのではないか。逮捕された前田検事の同僚や後輩の中には不正を公開すべきだと上司に迫った検事もいたというのは救いだが、承知しながら問題視しなかった検事はすべて逮捕されるべき。

 それほど事は重大である。ところが、私の見るところ新聞テレビに出てくる専門家のコメントは事件を前田検事個人の資質や特捜部の体質の問題に矮小化した意見に終始しているのは遺憾だ。例えば千葉前法相、元特捜検事、立花隆、江川詔子氏にしてさえそうだ。

飯豊連峰の手前の峰が倉手山 起訴したら99%以上が有罪になるという、起訴した段階で裁判が終わっているような、日本の検察制度の異常さをだれも問題にしないのは変だ。そのことが自白偏重の捜査を生んでいるという仕組みそのものを問題にしなければ、この問題の解決に結びつかない。

 日本の司法制度は問題だらけだ。権威主義が支配し、一般国民が裁判を起こすには莫大な費用と厄介な手続きがあるから、その気にもならない。ドイツではファックスや葉書の殴り書きで申し立てても訴訟が成立し、裁判所に出向けば弁護士なしで手続きできる。

 行政処分に対する対応でも日本では違法根拠から証拠提出をすべて原告に求める過酷さがある。ドイツでは裁判所が行政からの証拠資料を提出させ、裁判官が調査する。刑事事件でも情報を警察、検察が独占している日本の現状を問いなおす必要がある。

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