おはようございます。
津梁貿易の金城です。
最近、少しビジネスが落ち着いてきましたので、また色々と新しく進めていければと思っています。
まずはスタッフの理解を得る事から始めなければいけませんが。。。
さて、本日はシリーズ化している兵法三十六計です。
この記事のタイトルにある、混戦計とは、
相手がかなり手ごわい場合の作戦です。
本日の、仮道伐虢が混戦計の最後の戦略ですね。
中国古典:兵法三十六計をまとめてみたい方はこちらをどうぞ。
中国古典:兵法三十六計
では、今日のテーマは「仮道伐虢」「道を仮(か)りて虢(かく)を伐(う)つ」
これは、以下の故事からの知恵です。
虞(ぐ)と虢(かく)という小国は、晋に隣接していました。
晋の献公は虞公に国宝を送って買収し、虢を攻めるために晋軍が虞を通過することを許可するように求めました。
虞の宮之奇は、「虢は虞の支えであり、虢が滅べば虞もやがて攻められる」と虞公に諌言したが無駄でした。
果たして虢が滅んで数年後、虞もまた晋に攻め滅ぼされてしまいました。
これを大まかに解説すると、小国の窮状につけこんで併呑する策略です。
近隣の小国が、他国の侵略を受けて救援を求めてきたような時、これを助ける動きを見せて兵を起し、影響力を拡大しつつ機を見て併呑するというもの。
そうすれば、大義名分も成り立ち、国際世論の非難をかわすことが出来るし、無傷で勢力圏を拡大できるのです。
この国を会社と言い変え、勢力圏を商圏と変えればビジネスにも応用できるのではないでしょうか。
それでは次回、この「仮道伐虢」を応用した例をご紹介しますのでお楽しみに!
それぞれの貴重な情報を完全無料・期間限定で公開中!!
他では絶対得れない情報なのでこの機会にぜひ!
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。