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NO1815 人間の生きざま(2)

新潟古町の賑わい
新潟古町のにぎわい 9日(日)今日も半日、庭の後片付けに精をだした。もう数日前になるが、連合の会長が連合の原発政策を「推進から脱原発」に転換すると表明したが、再稼働についてはこれから議論すると。連合誕生の経緯から、政権にすり寄る等、労働組合にあるまじき組織だ。

 私も在職中は連合の一員だった。勿論、反主流派だった。元々日本の労働組合は戦後GHQの庇護の下で誕生したことで、自立性の弱さを持っている。加えて民間では会社側による組合の切り崩し、懐柔により大手民間労組(自動車、電機、電力)は御用組合化された。

 労働組合は労働者の権利の伸長、擁護が主たる目的であることは言うまでもない。そればかりではない。労働運動を通して、労働者の社会的関心を啓発し、国民の生命、安全の保持、ひいては平和の守り手であることも期待される。それが戦前の教訓であろう。

古町どんどん
古町どんどん 戦後の労働運動をリードしたのは日教組や自治労など公務員組合だった。GHQの命令でスト権を違法とする公務員法が施行されたことが、公務員の労働運動が全て政治的たらざるを得なくなった。安保闘争をはじめ、憲法改正を阻止してきたことを自負している。

 ただ、原発に関してだけは原子力村に対して無力だったことを認めざるを得ない。その中で反原発の生きざまを貫いてきた、小出裕章氏は23年間も愛媛県の伊方原発阻止のために裁判闘争をやり、すべて敗北した後、次のような不屈の文章を書き残している。

「行政、議会、司法、そして警察、さらに学者までが一体となった原子力の推進は苛烈であり、住民の力はあまりにも弱い。刀折れ、矢尽きるように、ある時は警察に弾圧され、・・ある時は資材を擲った挙句に倒れていった。この敗北は決して無駄ではありません」

歩行者天国に出た屋台村
歩行者天国に出た屋台村 福島事故を見るにつけそう思う。地震と原発の危険な関係や原発推進派の本姓を裁判は暴きつくしたのだから。それは今も続いている。今回の震災で小出氏ら京大の6人組は、地震翌日の12日の枝野長官の「圧力容器の水位が下がった」でメルトダウンを推測した。

 そして18日に管直人総理大臣に14名連名で緊急提言を行っている。政府がメルトダウンを認めたのは2か月後の5月である。大手マスコミは自らの反省もなく、管直人や枝野幸男が隠したと騒いでいるが、私はそうは思わない。隠したのは原子力村だったと言える。

 地震翌日12日のNHKニュースの解説で登場した東大の関村直人教授で「原子炉は停止したが、冷却されているので安全は確保できる」この発言で唖然としたのは小出氏のみならずNHK解説委員も。関村氏は福島原発の寿命を40→60年に延ばした人物である。

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