路上床屋
3日(月)夏から一気に冬が来たようだ。ここ数日、朝は14度前後、日中も20度を超えない。日課にしている早朝のニュース点検で「放射能という迷信」という「BLOGOSチャンネル」の記事を読んだ。池田信夫という経済評論家を名乗る原発推進論者である。
氏はオピニオンサイト「アゴラ」を立ち上げた人物でもあり、孫正義VS堀義人の対談を組織したり、河野太郎氏をインタビューしたりして、論壇に一定の影響力のある人物でもある。原発事故の被害者には2000万円で補償すればいい、東電の利益で十分可能。
米軍に爆撃された町
原発の危険性は飛行機事故以下とか放射能は喫煙より害が少ないなど、一貫して騒ぎすぎだとの主張を繰り返している。今朝の論文には「福島原発事故で出た程度の放射線では健康に影響はない」「子供は細胞分裂は盛んだが修復機能も強いから、癌はおこらない」
「受動喫煙より小さなリスクに大騒ぎして何十兆円もの除染を求める反原発運動は、科学者の名前を借りた迷信」「受動喫煙のリスクも放射線で言えば100mSv程度だ。福島県の除染に80兆円使っても癌を減らす効果はないが,煙草を禁止すれば13万人の命が救える」
この人は経済学者らしく、すべての問題を費用対効果、経済効率、成果主義でみるいわゆる新保守主義の旗手のように見える。人の心とか、ゆったりとした時間とか、豊かな自然を求めるなどという考え方は無駄に見えるのだろう。言論は自由だが不愉快な人物だ。
先日政府の原発関連の審議会に原発反対派や脱原発論者も入って喜んで報告したのに、河野太郎氏のブログに「ただちに影響がある」と題して、「総合資源エネルギー調査会」の内幕が載っていた。経産省の政令を紹介した上で、政令通りになっていないというのだ。
爆撃された病院、ハノイ
この政令によれば、調査会、分科会、部会すべてその長を互選することになっているのに、基本問題調査会の委員長が三村明夫新日鉄会長と明記されてマスコミに配布された。委員の一人に経産省OBの豊田正和氏がいる。任命する枝野氏の神経がわからないと。
私が読んだ数社の大手マスコミの記事にはそのような事実を報道した社はなかった。反対派が入ったというセンセーショナルな部分だけを大きく報道して事足りる姿勢だとすれば大問題ではないか。そればかりか、最近は脱原発安全神話なる造語さえ垂れ流している。
小沢氏をめぐる報道でも、刑事事件と政治家の事件を一緒にして、検察官のストーリーとか推定無罪はどうしたなどという議論が「アゴラ」などでも流されているが、私は分けて考えたい。政治家の脱法行為は目に余るものがある。証拠をいかに隠すかが政治家だ。
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