バイクの中古品店街
27日(火)5日前に投稿した拙文が今朝掲載されたので、転載させていただく。今回はタイトル以外は全く編集はなかった。変えられたタイトルは「放射性廃棄物の処理困難痛感」これでは、私の言いたいことがぼけてしまう。困難ではなく、不可能だと言いたい。
原発廃炉後の廃棄物こそ問題
福島原発の冷温停止前倒しのニュースは喜ぶべきであろうが、とても安心できる状況ではない。その後にいくつもの深刻な事態が待ち構えている。1~4号機そのものが巨大な高レベル放射性廃棄物である。メルトダウンした燃料取出しに何十年を要するのか。それ以上に、森林や畑、水田に降り注いだ放射能、海に流れ出たその行方、世界的に医学的知見の例がないという健康への影響、毎日伝えられる除染や風評被害の話を聞くにつれ、気が遠くなる。
この期に及んでも政府をはじめ、2割もの国民が原発を維持したいというのは理解しがたい。何より重大なことは、福島の事故処理によって出る放射性廃棄物と2050年までに廃炉になるであろう原発54基の廃棄物の最終処分地の見通しがないことである。そんなものを受け入れる自治体や地震や地下水の影響に耐えられる地層が日本のどこにあるというのだろう。
なんでも売っている
脱原発を宣言し、法制化したドイツの前首相・シュレーダー氏の「必要なのは政治家や国民の決断だ」に学びたい。経済発展か命かの問題ではない。命も経済も追及する「決断」が必要だ。原発の維持、推進派の人たちは私の疑問にこの欄で答えていただきたい。
9月26日付の上関原発問題を抱える上関町長選挙を取り上げた山口新聞をネット上で読んだ。あの映画「ミツバチの羽音・・」の舞台となった上関町祝島、原発推進派の柏原氏が当選した。私ががっかりしたのは反対候補の山戸氏との票差が2倍強だったことだ。
報道によれば「国の原発交付金25億円や中国電力からの協力金24億円を取り付けて原発財源による町づくりを本格化する矢先に福島第一原発事故が発生」上関町の年間予算は2億4千万円程度である。いかに原発が財政的に魅力的な魔物であるか、一目瞭然である。
廃車そのままの部品
上関原発計画は1982年に浮上。反対運動が強く、海面埋め立て工事が始まったのが09年したが、福島事故で中断、二井県知事は埋め立て免許の延長を現状では認めないと発言しているし、野田首相も新設は困難としているのだから、事実上、建設は中止だろう。祝島の人たちとともに喜びたい。それにしても、住民の意識には驚く以外にない。計画が浮上して以来も人口は減り続けているという事実が原発が町の発展とは無縁だということだ。一方で浜岡原発10キロ圏の牧之原市議会が「原発永久停止を決議」のニュースは嬉しい。
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