中国語を勉強し始めて1年ちょっと。最近嬉しいのは、身近な話題であれば、あまり辞書を使わなくても(想像でカバーする前提で)中国の新聞や本を読んだり、ドラマ(要字幕)を見たり、ができるようになってきたこと。小説を始めとする活字中毒気味の私としては、日本の本が手に入りにくい環境ではありがたい。 とはいえ、大陸のドラマはあまり面白いのがなくて、何話か見てやめてしまうものが多いのだけれど、最近最後まで見終わったのがこちら。 「李春天的春天」。主人公は38歳の女性、春天。中国で去年くらいに流行語になった「剰女」(適齢期を過ぎても未婚の女性)の代表で、出版社で働いている。1人の資産家の男性と知り合うものの、友達以上に発展せず、親には結婚を急かされ、、、といったまあありがちなストーリーなのだけれど、細部が日本では考えられない展開だったりして、突っ込みどころもあり、文化の違いを楽しみながら見ることができた。 この主人公の女性を演じているのは宋丹丹で、中国語学習するのに一番おすすめと言われるドラマ「家有儿女」でお母さん役をやっていた印象が強すぎて、最初はこの配役に違和感があったけれど、徐々に慣れた。発音も聞き取りやすい。舞台が北京で、中国語の先生に言わせると、発音や表現がとっても北方人なドラマ、とのこと。中国語のいわゆる標準語は、ほぼ北京語だとはいわれるものの、北京は北京で北独特の方言もたくさんあって、その区別は難しい。 このドラマに限らず、たいていどのドラマやバラエティでもそうなんだけれど、中国人は女性がぎゃーぎゃーと甲高い声で怒るシーンが多くて、こればかりはどうにも苦手で耳を塞ぎたくなる。そして、テレビの世界ではなく、現実でも、道ばたで、お店で、普通にこういう人を日々見かけるので、演技で強調しているわけではなく、中国人女性の特徴のよう。うーん、苦手。 ドラマは全部で24話、搜狐やYouTubeで閲覧可能。 上海人気ブログへ投票
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