逆移住編:マレーシアから日本へ。快傑ハリマオの発見・再発見、驚き桃の木どうする気。
日本にいる日本人は分からないかも。ムシ、虫、無視したいけどそうもいかなかった苦労話。笑い話。
20年前にマレーシア下見旅行で初めて来て、ペナンの田舎のレストランの壁にへばりついていた「ヤモリ」にはビックリした。小さいヤモリが、ウロチョロしており、夜の店の明かりに吸い寄せられて急に動く姿には、驚き桃の木だった。
今では全然気にならないが、ヤモリ=家守ではあるにしても、被害を受けると「家を守る」なんて信じたくない・・だってマレーシア在住時の下の写真を見て下され・・白い壁が、糞で、ボッチボチ・・垂れている、消化不良なんです?コイツ。
当時の当家のコンドミニアムは、13年住んだけど、ゴキブリはほとんど見かけない。ただ小さなアリンコがたまに列をなして、ヒッコら・・ゾロゾロを発見。スプレーしたり、通路を遮断してストップするけど、やはり確実な防御方法は、通り道の穴を見つけボンドでふさいじゃうんです。
蚊も見かけない。鳥が一度窓から、入ってきてバタバタ。飾りの人形を倒されたことがある。ローカル知人の家では「ヘビ」が家の中に入っていたことが数回あるそうだ。「猿」もその一つ、侵入動物はいろいろいる。日本ではクマの侵入が度々ニュースになってますよね。
ハエはいるけど汚くしない限りはあまり見かけない。でもコクゾウムシに関しては大変だった。米が喰われる被害だ。米はそれ以来、時と場合に応じて冷蔵庫に保存したからね。粉虫も防げた。粉はタッパなどに入れて絶対に冷蔵庫保存すべき。冷蔵庫内の湿気云々は言ってられないのが南国の虫事情。
粉が常温で古くなると虫が湧く。朝市、夜市で買ってくる豆や乾物には気を使う。虫を寄せ付けない赤い唐辛子にでさえ虫が湧いていたことがある。買ってその後、入れようが、やはりコメや粉は早く使わないと虫が湧くことがある・・ということを学んだものです。
虫、虫、虫の話ですが、無視すればいいのだけれど、そうもいかん、遺憾。虫はムシでも「Gecko」(英語読みで、ゲッコウ―)と言う南国のヤモリには最近腹が立っている。ヤモリは虫を喰ってくれるというが、ウチは上に述べたように、大きな虫をあまり見かけなかった。でも、ある時、こちら人間様が日本の一時帰国から帰ってくると、厨房の片隅で「乾燥?ヤモリのミイラ」を見る事があった。留守中、餌やごみは全く無いように完全絶食環境にして行く。でも不思議なのは、電子レンジにヤモリ君、干からびて入っていたことがあり、また冷蔵庫のドア入り口付近の隙間で、干からびているヤモリ君を見たことがある。
日本のいわゆる「ヤモリ」は、本来は腹が白く、光を求めて手足の吸盤で壁に吸い付く姿がある、結構大きいし可愛くない。石影のどぎつい色のトカゲよりはいいけど。
日本の「イモリ」は「ヤモリ」と同じ位の大きさで体格が似ている。田んぼなどに生息し、腹が赤く、背中の骨が恐竜のようでゴツゴツしている。子供の頃、手のひらに乗せてもおとなしく、可愛いもんだった。この手のイモリは吸盤が無く・・マレーシアの”壁の忍者歩き”は出来ない。
・・「トカゲとヤモリ」とは違うし、、、「タモリさん、晴れ曇り」「井森美幸」とも違う。
マレーシアやシンガポール、アジアの家の外の壁でうごめく小さな「ヤモリ」は家の中に入って来なければ可愛いんだが、入って来た途端、悪者のレッテルを貼りたくなる。家なんて守ってないゾ、が正直な感想。暗闇で電気を点けると、サッと動いたり、「キュウッキュウッ」と、鳴いて脅かすしね。
その他、当時の当家の被害の一つに、厨房の洗い場手前に斜めに立てかけて置く「まな板」に、時々、糞を垂らす。上の隙間にいるらしく、上から白いまな板を目がけて、糞を落とす。・・白を黒くするのがお好きらしい。
「このヤモリ~、このヤロウぉ~」と思いつつ諦めていたが、何度も続く白い壁汚しだけは許せなかった。忍者もどき、壁に横になりながらよくま~、「斜めウンこ」が出来るものだと苦笑い感心しましたよ。
ヤモリは英語名で「Gecko」発音は:「ゲコ~」(日本語風ではゲッコー)マレー語で「Cicak」発音は、:「チーチャ」(日本語風では,チチャ)::
ヤモリは「家守」とも「守宮」とも言われ、虫を喰ってくれるので害虫じゃないとされているけど、嫌いな人には外から来た外注?ガイチュウ?害虫だよね。ひとたび人様に迷惑かかれば、「家守」じゃなくなりますよ。「野外」にいればいいのに「夜害」ですよ。
口を開けて寝ているオレは、ウチの奥さんに、チチャが「入るぞ」と脅かされたものです。過去にCicakの写真を撮ったけど、いやな人もおられるので出さない事にします。
本来、害虫じゃないけど、KLのスーパーでもヤモリ専用タイプのスプレーが常時あり、ハッカ油とかもいいらしい。そういえば、過去にごきぶりホイホイで捕獲したこともあったっけ。
何だかんだ、虫について書いたけど、やっぱり無視できず、でも今となっては懐かしい思い出です。南国のヤモリ、退治じゃなく、環境の中で共存する事も大事かな。南国生活で「逃避」しないで、良きに「回避」する方法も考えましょう。
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