逆移住編:マレーシアから日本へ。快傑ハリマオの発見・再発見、驚き桃の木どうする気。
①バナナの葉っぱ=バナナリーフを皿代わりに使うスタンダードな店2件を思い出す。
マレーシア時代を思い出す、やはり日本では経験できないことだった。
インド系レストランとか、フードコートでは、まず、手を洗う
場所を探す。トイレじゃなく手を洗う所。大体は、客席の奥に
手洗い専用の場所がある、それを確認する。というのは手を使う
ことが出てくるから。
「指から、口に入るという行為は、食への考え方を問われる」気が
していた「食欲=空腹=食べる=満腹?=力が出る=生きる糧=
生命の源」という図式が、頭をよぎる。
日本人としては縁のない「”手で食べること”」で、原始的な「”食を
感じる”」のです。不思議なのです、モロに手に『食感』を感じる!
Jalan Gasing ジャラン・ガシンには行きつけが2軒あった。1軒は
バナナリーフを皿代わりに使うスタンダードな店と、生のバナナの
葉を使わないお店。
行きつけは・・上下の2軒でした・・が、
バナナリーフを使わない店、スタンダードを頼むと、このように、
順番に野菜関係を盛られていきます・・さあ、ライスも来ました。
これは唐辛子の塩漬けです。半端じゃないです。ショッパすぎて、
辛すぎて頭がクラクラする、脳みそが煮え立つ、涙が出そうになり
ます、ホントです。
ある時、本当に涙が出ました。・・好奇心は時により、良し悪し。
・・・・・「無料」なので、頼んでしまう自分がいたのでした。
老体にはキツイお仕置き=お塩き=罰?。繰り返します、好奇心も
時により良し悪し。「無料」なので、つい注文してしまうワタクシ。
あるお店では、レジのところに、帰る前に、口直しの為の「インド
のガム?」が置いてある。品名を聞くのを忘れました。インド料理
の場合、辛さ抑えの効果?消化を助ける?のでしょうか。
さて、こちらは、生のバナナリーフを使うお店。
普通の店では、生のバナナリーフを使います。このように凄い重さ
ですが、包まって、業者から仕入れます。
・・大体、付け合わせが、3~4種類出ますが、これが辛いお店と、
辛さ控えめの所と、いろいろあります。辛い方のお店に当たったら、
我慢するしかありません。
「飲茶の店」と同じです・・「これどうかね」と、売りに来る。
これは、ワタクシの手・・です。・・・・「手喰い」してます。
これはグループメンバーの隣の席にいたアフリカ人の手!手の色が
違うでしょ。彼にこのインドの食べ方とアフリカの食べ方は同じか?
と聞いたら「同じだ」と応えた。「辛いのもアフリカと同じだ」と。
食べ終わったら、バナナリーフを手前に半分に折ってスプーンの
重しを置く。これが「手喰いの最後のエチケット」です。
「テッタレ」です。日本にいると「テッタレ」の単語さえ忘れて
しまう「テータリッ」とも言うし「テタレ」も発音する=Teh Tarik
マレーシアの国民的飲み物で「ミルク紅茶」の事。
日本人には縁のない”手で指で食べる事”で、本来の”原始的な食を
指から感じる”。不思議にモロに、”生きてる実感”を覚えるのです。
魚を喰らう場合特にそれ感じる。だって骨がモロに指に伝わるから。
ある時はこんな感じのメニューになる。揚げ魚が美味しい・・好き。
食べ終わって、再度書いたように日本人には縁の無い手で食べると
いう行為から『食の起源と、文化の違い、食べられる事への感謝の
気持ち』が生まれるというものデス。
・・ましてや、隣の席は、
・・・・真っ黒の顔の、
・・・・・・目は真っ白の、
・・・・・・・ギラギラ光る黒い肌の、
・・・・・・・・・アフリカ人の片言英語で世界観も味わうのでした。
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