逆移住編:マレーシアから日本へ。快傑ハリマオの発見・再発見、驚き桃の木どうする気。
ドン・キホーテの「食べる辣油」桃屋の「食べる辣油」&、自作挑戦の「食べる辣油」と「コチュジャン」も作ってみたが。
マレーシア在住時、食べる辣油を作るのは材料揃えで大変だったけど
今しか出来ないかと思って、頑張ってトライした事を思い出す。
辛そうで辛くない辣油を目指しますが、過去録を踏まえて検証です。
一時、日本では桃屋の「食べる辣油」が話題になり品薄だった記憶。
確かに美味しかった。辣油は、普通、油だけを使うけど、辣油に入っ
ている唐辛子なども食べてしまおうという日本人の発想は素晴らしい。
これはマレーシア在住時に作った「食べる辣油」と「コチュジャン」
現地ローカルの「食べられるかも?ラー油」を探したが、無かった。
似たものは辛いだけで、深みがありません。何かが足らないのです。
なので自分で作るしかないと決めトライした記録です。ただ言える
事は、中々、桃屋さんやドン・キホーテの様な商品に達するには、
程遠く、あらためて日本のメーカーの商品開発努力に敬意を表します
ネットで調べると、必要な材料に「コチュジャン」と「水あめ」が
載っている。えーっ、コチュジャンも、水あめも作らなくちゃなの?
[ コチュジャンのレシピ ]
* 米こうじ味噌・・・・・100グラム
* みりん・・・・・・・・・60グラム
* しょうゆ・・・・・・・・17グラム
* 水あめ・・・・・・・・・50グラム
* 粉唐辛子(細引き)・・・・12グラム
* グラニュー糖・・・・・・15グラム
コチュジャンを作るにはまずは「水あめ」が必要。今思えば「ガム
シロップ」で代用出来たかも?ですが、当時はとにかく経験で、
失敗してもいいから、一からやってみようとの気持ちだった。
[ 水あめの作り方レシピ]
(材料)
*ジャガイモ・・・・・500グラム
*大根 ・・・・・・・125グラム
*水・・・・・・・・・190グラム
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本来の水あめを作るってこの上なく大変だったね。水あめは単なる
砂糖水の凝縮ではなかったのです。所謂、砂糖が入ってないのです。
水あめに挑戦しました・・・・
1.じゃがいもをすりおろす。
2.でんぷんを取り出す。(さらし布で包み、ボールに浸した水の
中で、もみだし、でんぷんを洗い出す。
3.でんぷんを沈殿させる。10分位おき、上澄みのみの水を捨てる。
底にあるのがでんぷんだと。これ2~3~3回繰り返す。これが片栗粉
と呼ばれるそうな。
4.片栗粉を集める。(水を捨てたあとに残ったものです)
5.糊化させる(アルファ化)(これに水を加え、中火で加熱、透明に
なり、糊状になってくる。3分位加熱。
6.大根をすりおろす(おろし金でさらし布でこしカスと汁に分ける)
7.汁を湯せんにかける。(大根の汁にあるでんぷんを溶かす酵素
アミラーゼを引き出すために65度位で湯せんする、、やってみた)
8.大根の汁65度位と、でんぷん作り上欄の5番、65度位を十分に
混ぜあわせる。(ここで、終わりに近いと思ったら甘かった、保温
するんだって・・8時間以上も。 う~、もうやめたい!
9.保温する。(アミラーゼがでんぷんを糖液に変える作用は高温
ほどいいらしい、保温ポットがないので、炊飯器にお湯をはって、
ボールにでんぷんを入れ、10時間の保温にしたよ。)
10.煮詰める。(次に、火にかけて煮つめて金網ざるでこします)
11.こした液体をすこしずつ煮詰めていく。(とろーっとしてくる
ので、焦げないように弱火で)
12・大根の香りのする「水あめ」の出来上がり・・・です。
つぶやき・・ブツブツ・・。
ジャがいも500グラムと大根125グラムで、この行程で出来たのが
53グラムです。水あめ作りは、恐るべし。根気と経済的出費を覚悟
でのトライでした。大体、手作り、自家製はお金と時間がかかるん
だな。廻りを汚すし。もう後にひけないしな・・やるしかなかった。
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水あめが出来たので、次にコチュジャンです。
[ コチュジャンの作り方]
1.米こうじみそなど準備。
2.鍋に米こうじ味噌・みりん・醤油・水あめを合わせ、弱火で。
3.焦げ付かないようにまわしながら弱火で。
4.煮立ってきたら、火を止める。よく合わせる。
5.唐辛子を入れ、グラニュー糖を入れ、なめらかに。
6.冷めたら、容器に保存。
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目標の達成には、人生、まわり道を?しなくてはいけないのです。
では、本題の”桃屋”さんに負けないだけの、「辛そうで辛くない
少し辛いラー油」を作りましょう。
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まずは、[ 食べるラー油のレシピ ]・・(私なりの自家製配合)
(材料)1番
* オリーブ油・・・・・・75 CC
* ごま油・・・・・・・125 CC
* 生姜・・・・・・・・20グラム (みじん切り)
* 生にんにく・・・・・20グラム 〃
* ラッキョウ・・・・・50グラム 〃
* もどしたレーズン・・20グラム 〃
* もどした干しエビ・・20グラム 〃
* だしの素・・・・・・大さじ1.5
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(材料)2番
* フライドオニオン・・・20グラム
* フライドガーリック・・20グラム
* 黒砂糖・・・・・・・・大さじ1
* 醤油・・・・・・・・・大さじ半分
* 白ゴマ・・・・・・・・大さじ1
* コチジャン・・・・・・大さじ2と半分(好みで)
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(材料)3番
* 五香粉スパイス・・・・小さじ2
* ごま油・・・・・・・・大さじ3(香り付け)
[ 自家製、食べるラー油 ]の作り方
1.それぞれ、材料はみじん切りに。
2.ボールに。
3.1番のわくの材料を鍋に全部入れ、火にかけます。弱火にして
8分から10分位、揚げる感じで煮ていきます。
4.2番を上の1番の鍋に入れ、3分位さらに火を通します。
5.火を止め、鍋のまま、さまし、さめたらゴマ油大さじ3~4と
五香粉を入れてよくかき混ぜて、出来たー、出来た「食べる辣油」
がデケタのですゥ~。
尚、参考にさせていただきましたサイトは、
1.「我が家の常備調味料手作り コチュジャンホームメイドクッキングAll About」
2.「男の趣肴」(「手作りのジャンル」です)・・情報をありがとうございました。
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当時の食べるラー油を作ろうとした記録。
家に
(豆板醤もテンメンジャンも味が違うから作らねば・・なのです)
コチュジャンを作るには水あめが必要だ(紙芝居の水あめではない)
米こうじ味噌も必要だよ。(手作り味噌は在庫あったので利用する)
ようやく全部そろい、やっと「食べるラー油」の完成!なのでした。
結果と反省:
出来の感想、自分では美味しいと勝手に思ってますが好みの辛さを
出すのが微妙にむずかしかったなあ。マレーシアのゴマ油は種類に
よるけど香りが全体的に薄く日本製品はゴマの香りがしっかりです。
コチュジャンはうまく出来た。旨味と辛さを出す技術はさすが桃屋。
すごいと思う。心残りは、私の水あめ作りが成功したか否かだ、、
あれで良かったのか? ん~ん、わかりましぇん。
日本にいて、同じことを作ろうとすると、どうだろう?「買った方
が早えんじゃね~の」となると思う。 日本は、もの造り文化が
素晴らし、美味しさへの追及がすごい。メーカーも美味しく作り
上げちゃうのです。・・・・外国に住んで、特に分かりました。
いろんな、空き瓶や、入れ物を捨てないで利用し、ソースや、タレ、
香辛料などを保管保存してました。製造日付を書き管理をちゃんと
して、過ぎたら思い切って捨てます。
これはチーズハンバーグに添えたドン・キホーテの「食べる辣油」
これも鶏手羽煮込みの、「食べる辣油」添え・・・・
・・しかし、何にでも、入れるんだよね~~~・・汗・・
個人的には、味は「桃屋さん」が美味しい。揚げニンニクとオニオン
がパリパリで良いのです。コスパでは断然「ドン・キホーテ」です。
桃屋さんは、110gで450円、ドン・キホーテは、255gで538円でした。
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参考までに:他の方々の面白ブログ拝見はこの上下から。動画紹介専門ブログも。
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