逆移住編:マレーシアから日本へ。快傑ハリマオの発見・再発見、驚き桃の木どうする気。
③心配だ。あの時遭った「ホームレス」の人達、今、食えているのかな?「スープキッチン炊き出し」のボランティアをやっていたんだなぁ~
今日も過去録写真も入ります。
つい過去での気になった記事を読み返すと、なるほどと自分で納得
してしまい、備忘録的につい復活に及ぶというわけなのです。
・・なので読んだことある・・と思われる方には、ゴメンナサイ。
なるべく過去のあの時と現在とを比較して書くようにしています。
ボランティア活動マレーシア在住の数年前までのこと、日本にいる
現在、彼らは今頃どうしているのだろうと・・・・
今のこの新コロの状況で、施設の建物運営の事よりあの時のホーム
レスの方達は、今は一体どうやってご飯を食っているんだろうかと、
そっちが心配になってくる。
始めた頃は、毎週月曜日、1ヵ月、4回だったが、だんだんと減り
月2回になっていった。地域ローカル住民とのお付き合いで、自然
にお手伝いをしていたら、ボランティア仲間のローカルに頼まれ
ちゃって、自分の車で仕入れに行って、夫婦で調理して配膳する
までになってしまった。
通常はローカルリーダーの車で仕入れに行くんだが、私の車が彼
のより多く人が乗れるので、「駆り出される」と言う意味になる。
KL都心の「某スープキッチンの施設」・・11:30分開門で、各々、
手を洗いおしゃべりをし、ある時は散髪、ある時は簡単な健康診断
がある。先生など皆ボランティアだ。その後、お昼12時から食事が
始まる。それまでに私達は、必死に時間との戦い準備だ。いつもは
私達2人含めて6~7人位でおこなう。
ここは、とあるホームレスのための施設。ランチの食事や洗濯や、
散髪も時に行う。ここで彼らに散髪をしてあげようと髪用ハサミ、
散髪の本なども買って、知り合いのプロの技術者に素人ながら
学ぼうとしたこともあったが、かなり無理があったのでやめた。
キッカケは、ある時ローカルの普通の女性が普通の文具ハサミを
使って彼らの髪を適当に散髪をしている姿を見たからだ。
技術者も達人も、ローマも1日にして成らず、、考えが甘かった。
日本では、免許がないとヒト様の髪は切れないけどここはかなり
ゆるい。危険性もあるので、いろんな意味で簡単ではありません。
うわべだけの髪切りは出来ますが、相手に「こんな髪イヤだ」
「虎狩り」」だと言われてしまったら、イヤだしな、気が弱い。
・・素人と言えど、基礎が出来てないので、やっちゃいけないと
思い、やめたのです。
その後プロによる散髪も行われていないようだ。時々無料診療で、
病院ドクターがボランティアで訪れることも少なくなったようだ。
私達は食事担当でもっぱら、彼らのお腹を満たすお手伝い・・と
いう流れのひと時。・・この2つの炊飯器釜が約150人分・・・・
時々マンゴーも出す。この時は甘くなく美味しくなかった。文句
は言えない。こういう物を大量に提供してくれる慈善事業者が
いるんですから・・まだ熟してないけど、感謝せねばならない。
これ等はこのワタクシの調理したもの。素人に毛が生えたような
ものなので、ほんとは、こういうボランティアの事は載せない
つもりでいたけど、当時、ある人の強い勧めで書いたのだった。
MM2Hの恩恵、マレーシアに住まわせていただいている事、マレ
ーシアに何かお礼でも出来ないかという単純な思いで、始まった
のですが、思い返すと、今まで、いや~、いろいろありました。
ローカルリーダーは、料理の色が悪くなるから、早く調理仕上げ
なさい、と言う。ワタクシは、食中毒起こしたくないので、どう
しても火加減が長くなりがち。・・クタっとなり、色が悪くなる。
と、いうのも、まずガスボンベの火力が弱い。フライパンは質が
弱いので、ガチャガチャと素早く強く大きくゆすれない。フライ
パンが変形穴が開くからそれほど道具もあまりいいとは言えない。
野菜の種類にもよるけど、柔らかくしてあげないと彼等は、ほと
んどが「歯」が何本か無いか、痛いか、弱いからだ。彼等の噛み
噛みを助けるには、料理の色は二の次・・と思っているんだが。
女性サブリーダーによく注意されたもんです(=強火で、手早く
仕上げれば、野菜の色はよくなるのだ・・一方、時間がかかると
旨味が無くなって、汁が多く出てしまう)
ボランティア通常6人だが、ローカルのリーダー夫婦がお休みの
時はチキン骨付き煮と野菜炒めを私達3~4人で約150人分作る。
チキン煮込みは、ブラックソースとオイスターソース、砂糖、
塩、香辛料等で中華風のシンプルな味付け。中々上手にいかない
時があり食事時間が迫ってきて、滅茶、焦った時も時々あった。
またガスボンベの在庫が無く、今日150人分出せるのかな?と、
心配で、責任上不安でたまらなかった時もあった。ガスボンベは
私の責任じゃないのに焦ったそういう時ローカルの他のメンバー
に「ネバ~マインド」と言われると、かなり安心したものです。
こうやって毎月数回、KL都心の施設に行くんだが、住んでいる
地域のお手伝いに協力して6年が経過していた、ぜんぶで10年間。
国際交流?分からないけど、何かしてあげたいという気持ちだけ。
ホームレスの150人位はいろんなところからやって来る。たまに
フルーツの無償提供があると、質素だけど、少し豪華になる。
彼等が食べ終わって帰る時に、黙って帰る人とお礼を言って帰る
人に分かれる。お辞儀し「テレマカセ(照れ任せ?)有難う」を
を言う人は”分かっている”ホームレスだなぁ~といつも思います。
何も言わないで当然のような顔の人も勿論いるけどお礼を求めて
はいないし望んでもいない。こちらは必死になって普通に喜びを
もってやっていたという記憶だ。今思うとホントに緊張していた。
逆に、こういう事をさせていただいていたことに感謝していた。
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