おはようございます。
津梁貿易の金城です。
先日からマダガスカル入りをしています。
今後マダガスカルについての記事もどんどん多くなっていくと思います。
本日は、シリーズ化している兵法三十六計です。
36パターンもあると、どの場面でも1つくらいは当てはめることができますので便利ですね。
そのぶん、この兵法三十六計シリーズは長引いているのですが…
中国古典:兵法三十六計をまとめてみたい方はこちらをどうぞ。
中国古典:兵法三十六計
では、今日のテーマは「抛磚引玉」「磚(レンガ)を抛げて(投げて)、玉(宝石)を引く」
原文は以下です。
類以誘之(似たもので誘い出し)
撃蒙也(混乱したところを撃つ)
これは、以下の故事からの知恵です。
紀元前700年、楚が絞(国名)を攻略しようとしたとき、絞軍は篭城しました。
そこで楚の屈瑕は王に、兵士を「きこり」に扮装させて絞の山地の木を切らせて絞軍をおびき出すよう進言したそうです(きこり=自軍兵士=磚)。
絞軍に捕縛されても連日のように「きこり」を繰り出して挑発し続けたところ、6日目にして絞の大軍が城から出て来て、逃げる「きこり」を追いかけました。
楚は伏兵を置いてこれを撃破したそうです。
これを大まかに解説すると、人は、現在を過去から捉えてしまいます。
もし、現在を操ろうと考えるなら、過去から操る方法を取るべきです。
似ているものを連続してみると、その中に似ていないものを入れたとしても気が付くことはないでしょう。
昔の人は色々考えていたんだなと感じますね。
それでは明日、この「抛磚引玉」を応用した例をご紹介しますのでお楽しみに!
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