記事の時期が前後しちゃってます
《12月30日》
この日は黒豆をもどし、数の子を塩抜き。
で、田作りと海老の艶煮を作りました。
海老はお節料理を食べる3日まで冷凍保存していました。
黒豆は水で戻す派と一度煮てから冷ます派が存在するらしく。
黒豆買う時に築地のおばちゃんに「水でもどしちゃダメよ。皮が破けるから」と言われ、びっくり
我が家は母も義母も黒豆煮るのが達人級に上手いのですが、2人とも水で戻す派なので、私もおばちゃんの言う事聞かずに水で戻す(笑)
田作りは、
昔はフライパンで少しずつじっくり炒めながらごまめの水分を飛ばすやり方だったけど、今回はオーブンで100度で1時間半焼くやり方で。
そしたらいい感じにパリッパリになりました
出来上がった田作りをクッキングペーパーの上でバラして粗熱をとっている間に、次女がめっちゃつまみ食いしてきた
海老の艶煮は次女に背わたを取り除くお手伝いを。
私もこうやって手伝いながら作り方を教わりました。
海老の下処理のやり方も昔習ったとおりに。
なんか懐かしい。
《12月31日》
この日は紅白なますと菊花蕪を作りました。
3日に家族が集まる場でお節を食べる予定だったので、3日に出来上がる計算で作り、日持ちするものや何日か置いた方が味が染みてくるものなどから作りました。
小蕪は結局見つからず、普通の蕪で作っちゃいました
祖母直伝の紅白なます。
私はこれが大好物で。
本当にボウル一杯食べれるくらい✨
祖母のなますは、すり胡麻や干し柿が入っていて、一般のとは少し違います。
以下、祖母に習ったレシピ
《材料》
三浦大根 1/4本
にんじん 小1本
市田干し柿 1.5個
塩 大さじ1/2ずつ
橙のしぼり汁 大さじ3
ごま 大さじ4
ゆずの皮 4cm×4cmくらい
酢 大さじ4
すし酢 大さじ1/2
油揚げ 1/2枚
砂糖 小さじ1
鰹だしの素 小さじ1
作り方
①大根とにんじんは繊維にそって千切りにして別々のボウルに入れて、塩を大さじ1/2ずつ入れて揉みこみ、余分な水分を抜く
②ごまを鍋に入れて、焦がさないように鍋を振りながら弱火で炒る。ごまの香りが出てきて、ごまの粒が5粒くらいパチパチと飛び、色が少し変わったらすり鉢に入れて、ごまの油でごまがネチネチするくらいまで擂粉木で擂る
③干し柿は手で平らに伸ばし、種とヘタを取り除き、千切りにする。油揚げは2枚にはがし、幅5mmくらいに切る
④②に、干し柿と油揚げと、橙のしぼり汁、酢、すし酢、砂糖、鰹だしの素を入れて混ぜる
⑤①の大根とにんじんの水気を軽く絞ったものとゆずの皮の千切りを④にくわえよく混ぜ合わせ、重しをするように手で押してからラップをして冷蔵庫で一晩寝かす
ひとくちメモ
大根は、青くびだいこんより、水分の多い三浦大根の方が良いです。市田干し柿はスーパーで売っています。一晩置くと、大根や干し柿から甘みが出ます。一晩置いてから味を見て、酸味が足りないようならお酢を足してください。
作りながら、今は亡き祖母から作り方を教わった日の事を思い出して、ちょっと泣きました。
《1月1日》
三が日は長女が毎日塾で、私もお弁当作りがあるから早めに就寝。
昨夜の紅白は、姉妹が好きなまふまふさんだけ一緒に観ました
そして元旦の日は残りの紅白を観ながら、お節作り。
この日は煮しめと、八幡巻きの下拵え。
亡き祖母から教わった煮しめは、かなり本格的✨煮しめは材料別に味付けも煮るやり方も変えて煮ます。そうする事によって煮崩れや色移りを防ぐのだそう。煮る前の野菜の下拵えもしっかりと。蓮根は酢と塩を入れたお湯で湯通しし、里芋も縦に皮を剥いたあと塩水で茹でこぼし、水でぬめりを取る。ごぼうは素揚げする事で味を染み込みやすく。
料理以外にも、なんでも出来た祖母。教わった事は沢山あります。
私は小さい頃から、わりと「家の手伝い」が好きな子でした。手伝いが好きというより、手伝いをしながら家族と話すのが好き。
お節料理を作りながら、
年末に家族総出で家中の窓拭きをしたことや
大晦日、祖母と叔母と母と一緒にお節をお重に詰めた事や
元旦の朝は祖父が客間の囲炉裏で雑煮用の餅を焼くので、一緒に餅をひっくり返しながら普段はあまり話さない祖父と沢山話した事など。
懐かしく愛おしく思い出しました。
私はやっぱりまだ祖母や母みたいに上手に正月料理が作れなくて。
黒豆も母みたいに黒々艶々にならないし、紅白なますも祖母が作った方が美味しかった。
もっともっと、一緒に作って、完璧に作れるようになるまで教えてもらえばよかったな。
祖父や祖母や父が一緒だった
記憶の中の正月を懐かしく思いながら、料理してました。
ちなみに元旦の日のご飯は餃子(笑)
《1月2日》
この日もお節料理作り。
翌日用のお節なので、肉など、日にちが経たない方が美味しいものを。
子供用お節の唐揚げやポテサラは当日の朝作りました。
次女が卵焼きを担当してくれました。
お節といえば伊達巻だけども、私はだし巻き卵の方が好きなのでお重には両方詰めます。
次女、卵焼き焼くのが上手くなりました✨
綺麗ー。
そんな感じで出来上がったお節が、以前にも投稿したこちら。
娘と一緒に作ることができて、楽しかったです。
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