＜マレーシア発見、再発見。快傑ハリマオも驚き桃の木どうする気＞
・・・・南国暮らしマレーシア、たまにはゆっくりYouTube・・・
マレーシアの人気度は確実に下がるだろうな。MM2Hの改定について更に思う事。
この10月から改定されるという従来のMM2Hの制度だが、発表
されてから、色んなところから反発があり、当局も少しは考えた
ようだけど、おっとどっこい金額がちょっと下がっただけ、条件が
少し緩和されただけ、従来の取得者に対してちょっと気を使った
だけ・・・かな？
・・1年以上の受付休止期間を経ての発表だったけど、私の周りの
ローカルマレーシア人からも「MM2H、政府の対応ちょっとキツイ
んじゃない」との意見が数件聞かれた。私も「そーなんですヨ」と
言うしかない。
ワタクシ達は10年の更新をしたのであと8年残っているけど、1年間
の猶予期間が与えられたとはいえ、今後、新規は勿論、更新時期が
来る人も、精神的にも大変だと思う。
前にも書いたけど、こういうことが起こり得ると思いフィリピンの
クオータービザの永住権取得の為フィリピン3か所に調査に行った
とか、タイへの移住を考えたとか、したけど、やっぱり総合的に、
「住むにはマレーシア」が一番だと感じたものです。
今回、何故こういうことが起きたのか？個人的考察・・・・順不同
１，停止期間中に、中国からの申し入れもあり、取得者の一番多い
中国人からの反発に応えた形になったようだ。過去にジョホール
州の新開発地域フォレスト・シティに住むため、物件取得のための
MM2Hビザとセットで取得させたという問題があったはず。
予てからマハティールさんがクレームを付けていたはずだ。中国人
だらけになっちゃうよ・・とね。
２，中国本土で不動産購入するより、マレーシアでの比較的簡単な
MM2Hを取って、安い不動産購入の方にメリットを求め、住んでも
住まなくてもビザだけは保持する人たちが多数いた事も大きな要因
だと思う。
３，マレーシアの国にとっては、住んでもらって、お金を落として
もらってナンボです。日本人は、しっかりお金を落としてますよ。
財布を落としちゃいかんけど、ビザ取得だけ？年に1回？だけ、
数週間滞在だけ？の人に長期ビザは本来は似合わないわけです。
４，マレーシア政府がその事に気が付いたので改悪？今からでも
遅くないのでもっと改定、検討が必要だと思う。
MM2Hの長期滞在ビザは、2002年から始まって、2018年の統計で
43,943人の外国人登録者がいて、120億リンギ、3240億円の経済
効果があったようだが、今後はそれは無くなり？中国人がもっと
増えることになるでしょう。
特に中国人にとってマレーシアは住環境が抜群なわけです。英語は
通じるし中国語も問題なくOK、住むに良し、買うに良し、食べるに
良し、遊ぶに良し・・なわけだ。
街のショッピングモールを歩いていて、あちこちから大声の中国語
が聞こえてくることがある。問題点は長期滞在ビザなのに投資して
住まないおよび、余ったお金でビザだけの取得だったのではないか。
「海外移住先人気ナンバーワンがマレーシア、14年間連続」
14年間連続で一番人気？それはある意見によると、「住みやすいの
じゃなく、他の国に比べ簡単にビザを取れるからだ」と言っている。
他国は条件が厳しく手続きも面倒。マレーシアは比較的容易だった。
違法移民の流入問題もあるし、MM2H取得者の質の問題もあるので
しょう。
今後、金額の上がった改定のままであれば、人気度は確実に落ちる
だろうな。
でもでも、マレーシアに長年住まわせていただいて、感じる事は、
やはりマレーシアは長期的にも短期的にも、総合的に、住みやすい
国だと思っている・・・移住先一番人気は当然だと思っている。
どこの国行っても100％満足は無いわけで、当然割り切りは必要だ。
・・少数の富裕層の落とすお金より、大多数の庶民の生活で落とす
経済効果の方が長い目で見た場合に大きい利益と思っているんだが。
マレーシア、毎日、普通に日が暮れる、一日が平凡に過ぎてゆく。
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