海外で生活することは、旦那様や私にとっては苦ではなく、むしろ日本の生活より性に合っている気がする。
でも、やっぱり辛いことはある。それは日本の家族や友人に会いたい時に会えない事。
何かあったときに、すぐに駆けつけることが出来ない。
その悲しさや不安は、父の闘病中や亡くなった時にトルコに住んでいた私は、思い知りました。
本帰国後、待機期間が明けてすぐ、祖母の新盆がありました。
私は結局、ウズベキスタンにいたから祖母の死に目にも葬式にも立ち会えず。
昨年も一時帰国後再びウズベキスタンに発つ前、祖母の病状からなんとなくお互い最期の別れになるかもしれないという覚悟もあり、鎌倉まで何度も会いにいきました。
最後に「またね。元気でね」と手を握って。
覚悟してたつもりだったけど…
好きな人ともう会えない覚悟なんて、そう簡単に出来るはずもなく。
なんだか私はまだ実感も湧かないのです。
コロナでまだ鎌倉の家にも帰ってないからかな。
鎌倉に行けば、なんかまだ祖母がいるような、そんな気がしてます。
私は、大事な人の死に目に立ち合えない運命なのかな、とか。
そんなことを鬱々と考えてしまったり。
毎日日本の家族を想い、会いたい気持ちを募らせながらこの約二年間過ごしてきました。
私が小さい頃から慣れ親しんだお寺の住職のお経を聴きながら、祖母を想い、また少し泣きました。
お葬式にも出れずにごめんね。
最期まで一緒に居れなくてごめんなさい。
海外での仕事が好きな旦那様。その旦那様を好きで支えたいと思っている私。
日本の家族や友人が大好きで大切な私。
どちらの気持ちも嘘じゃなく、本気だからこそ、海外での生活には迷いもあります。
多分これからもずっと、その矛盾と戦う事になるのでしょう。
本帰国して、母と一緒にお墓参りや母が行きたかったチームラボの展示に一緒に行ったり
甥っ子や姪っ子に会ったり。
お土産に買ったウズベクドレスや割礼で着るチャプタンを着た甥っ子と姪っ子が可愛すぎて、おばちゃんメロメロ
大阪の家族にも早く会いたいなぁ。
コロナが一刻も早く終息して欲しい
私にとって日本に居る意味=家族•友人なんだなって、改めて思いました。
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