今回の記事では、ショッキングな画像も含まれていますので、閲覧には十分ご注意ください。
イード・ムバラク♪
私にとっては、昨年のイード・アルアドハー(犠牲祭)に続き、今回が人生二度目の犠牲祭です。
昨年は、例年よりもかなり小規模で、ほんの少しの家庭でしか牛や山羊などの家畜を屠らなかったですが、今年はめちゃくちゃ多かったです。バリダラ内では、おそらく昨年の3倍くらいの家庭で牛や山羊を屠り、解体していたと思います。
今年も家の近所を散歩しながら、犠牲祭の様子を写真に収めましたので、
2021年の犠牲祭@バリダラを、画像で皆様にお届けしようと思います。
バングラデシュの牛は、日本の牛とは品種が異なり、「コブウシ」と呼ばれる牛が主流です。その名の通り、背中に大きいコブがあるのが特徴です。こうしたコブウシが、犠牲祭の数日前から突如バリダラ内の至る所に出現します。
短い期間ですが、各家庭で購入された牛や山羊などは、とても丁寧に扱われます。
牛たちが出現すると、歩道を占領されるので、歩道上は歩けなくなります。
大きい牛だと20万タカ以上します。小さいのだと10万タカ前後で購入できるようです。
牛のほうが多いですが、山羊もちょくちょく飼われています。
<これより先は、ショッキングな画像がありますので、ご注意ください>
21日午前9時頃から、右の青年のような白装束の男が、ナイフを持って各家庭をまわり、牛の首を切っていました。 彼らは、イスラム教のフジュール(聖職者)で、真っ白なパンジャビは返り血を浴び、真っ赤に染まっていました。
彼らは普通にナイフを持って歩いているので、いきなりナイフで襲われたらどうしようかとドキドキしました。
とても大きな牛は、足を縛った後、大人10人くらいで抑え込む必要があります。フジュールが慣れた手さばきで、牛の首を切ると、鮮血であたり一面が真っ赤に染まっていました。
バリダラ内ではこの日、路上の至る所で、牛を解体していました。
この日は、バリダラ内の空き地に、いろいろなところから牛を運び、屠るための特設解体場も設けられていました。
解体する時には、ゴザを敷いて解体しているケースが多かったと思います。このゴザも、イード前に道端で販売していました。
ちなみに、マスクしている人のほうが少なかったかもしれません。。。
イード・アル・アドハー(犠牲祭)、牛や羊たちの断末魔の叫び、血生臭いダッカの... - バングラメモ | ガイドブックにないバングラデシュ情報を発信するblog
昨年(2020年)の犠牲祭の様子はこちらからご覧になれます。
来年の犠牲祭の時期は、タイなどの第3国で休暇を過ごすことができていればいいですが、コロナの状況がどうなっていることやら。
一寸先は闇ですね。
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