アノニマス

最近のSNSメディアについて。

まあ匿名であることをいいことに、人をいじめたり、時には人を死に追いやる、、、

匿名メディアというのは今やごく普通ですが、一方、そのネガティブな側面に直面することが多くあるような気がしています。自分は絶対に攻撃されない場所にいるということを前提として、人を攻撃して楽しむ、アドレナリンを享受する。。。

どうもよく考えますと、言論の自由の根幹にかかわるんじゃないかと思ったりします。

私は小人ですので大儀について語るのは気が引けますが、言論の自由というのは、意見を発する権利である一方、その発言に対して責任を持っているということではないでしょうか。

世の中権利を行使する時に、同時になんらかの義務が伴うというのはあたりまえでして。。。

例えば、我々は等しく健康で豊かな生活を営む権利を有すると憲法にあるが、一方で納税の義務があることを忘れる人がいるのでしょうか。

なぜこんなことを書いているかというと、今朝見つけた大坂選手の記事。

足元で話題になっているが、まあ無責任とも思える様々な主張をコメントとしてご開陳している方々のお多いことといったら、、、大手メディア含めまして。。

そもそも大坂選手の心痛やストレスのいかほどかを知ることもなく、勝手な意見を「匿名」という安全圏から開陳するのは一定の大人としてどうなのかとおもっちゃいますね。だってご本人は人生で一番大切にしている職業を捨てなければいけないというリスクを背負って発言しているわけです。

彼女の痛みをわかっていない外野がどうのこうの言う問題ではないでしょとおもってしまった今日の朝でした。

おわり。