日本人にとって桜というのは本当に特別なものなんだなーといつも思います。
日本ではスクールタームが4月からなので、必然、卒業、入学、そして入社時期とサクラは一体的、thus,, 出会い、そして別れ、たった2週間の豪華な姿がかえってフリーディングング、感傷的な美しさに映るのでしょう。
数度書きましたが、ロンドンにもサクラはあります。以外と住宅地にぽつんとあったり、公園に一本だけあったり、、、
桜とロンドンといえば、明治の初期に桜の美しさに魅せられたイギリス人の方が数度来日、収集し、ケントあたりのご自宅庭園に実に多くの種類の桜を植えておられたそうです。今でもあるそうですよ。
そしてロンドンの公園には、ちょっと色が白いサクラそっくりの木があり、春に花が咲くのですが、てっきり桜の種類だと思っていたら、なんとアーモンドだと知ってびっくりでした。
そして日本の桜について。
明治から特に戦前戦後にソメイヨシノが集中的に全国に植えられましたが、実は江戸時代末に江戸の植木職人が交配させてつくった観賞用品種で、エドヒガンとオオシマザクラの子供だそうです。
ただ、ゴージャスで比較的病気には強いものの寿命が短いようですね。
桜と言えば、秀吉の花見などが既に有名ではありますが、あの時、人々が見ていた桜はじつはソメイヨシノではありませんから、すこし違った様相だったんだろうと思います。
京都の神社仏閣にも桜は多く植えられていますが、結構多くの品種があり、早くさくの、遅くさくの、色が濃いの、薄いの、花びらが小さいの、、、様々あるようです。
奈良の吉野も多品種の桜が有名で、もちろん日本の桜の原種11種類の多くも美しく咲き誇るとのこと。
うちの近所でもお庭に桜の木のあるお宅がちらほらありますが、意外としだれが多かったり、ソメイヨシノ以外の観賞用の木が植わっていたりします。
なんせ100種以上、観賞用を全部いれると200くらいあるそうですから。
しかしやはり、この季節、咲く桜、散る桜、、、本当に美しいもんですね。
日本人でよかった。
おわり。
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