ここ最近、グリーンエネルギーということが盛んに言われていて、かつトランプが終わったアメリカでは今後の政策の柱になるらしく。。。
国連でSDGsが発表されてもう数年経ちますし、最近、世界中のメジャーな投資ファンドは持続可能、環境貢献を投資判断のひとつにしています。一般の方々にはなじみがないかもしれませんが、企業価値、ヴァリュエーションを算定するときに、ESGプレミアムという付加価値がつくという時代です。
アメリカや欧州(ドイツや北欧)でとくにこういった動きが加速しており、IT系大手企業はこぞって再エネ自家発電(太陽光)を導入したりしています。ドイツでは、あと数年で全エネルギー量の半分以上はグリーンエネルギーになるという。。。
先日、TVで面白い番組をやっていましたが、人口増加、貧困層の増加、超金持ち層の増加、食料自給、地球の残存資源量というよな要素の増減シュミレーションをしたときに、間もなく後戻りできない水準、つまりここから進んじゃうともうどう努力しても地球が崩壊するという地点に達するそうです。
欧州を見てみると面白いのはいつも環境問題で先頭を走るのはドイツ、そしてフォロワーが北欧、なぜかイギリスなんかはその次で、決してリーダーではないんですね。
トランプ終わりの米国も一気にキャッチアップするものと思われます。
こういう課題取り組みというのを見たときに、日本というのはじつに亀のように遅いんですよね、、、本当にプロアクティブじゃない。
ワクチンもそうだし、環境問題もそうだし、日本が先進国であるというのはもはや過去のノーションであって、すでに第一グループからは遠く離れてしまっているのかもしれません。
ただし、個人ということを考えれば、別に日本の凋落と運命を同じくする必要などなく、子供に教育を海外で受けさせたり、自ら英語を学んで海外で仕事を得たりということは十分に可能。
ロンドンにいたときも、海外に飛び足してみるということを推薦していましたが、こういったご時世、なお一層そういう選択肢に目を向けたほうがよいのかもしれないと思う今日この頃です。
おわり。
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