ちょっと前回の続きっぽい感じにはなるんだけど、今朝のロンドン、Ealing 区からのお知らせについてシェア。
すでにワクチン接種が始まっているロンドン市内ですが、それに加えて感染を抑え込むために、在宅勤務できない人は、2週間に1回、イーリング区に設置されている6か所の検査書で定期的に検査を受けてくださいとのお知らせです。
通勤する人のサポートとして2週間に1回定期的に検査を無料で受けることを推奨!しかも、この区内6か所に検査に行くひとの条件は無症状に限られています。
まあどこぞの国とはえらい違いですよね。保健所に連絡しても自覚症状がないと検査をうけることもままならない、、、、、知事は紙のボードに警告を書いて、声高に注意を呼び掛ける、、、メディアは感染の数と医療崩壊ばかり強調する、、、、、
こういう取り組みが国、市、区が一体となって行われているという事例をメディアはなぜ取り上げないのかとおもっちゃいますね。
そうすれば政治、地方政治、行政もすこしは動きがつくでしょうに。台湾も初期から感染封じ込めに成功し、ご存じの通り、去年のマスクが世界中で払底したときでさえ、アプリを使って全国民に定期的にマスクを購入できるように仕組みを作るなど、実に優れた政策を実施しています。
確かに日本はイギリスやアメリカと比較して、人口あたりの死者が少ないのは事実です。がしかし、危機に陥ったとき、政治や行政が国民をどう保護してくれるのかという観点でいうと、実に大きな差があると思わざるをえません。
東京で、各区に6、7か所の無症状検査所があって、在宅できない人は2週間に1回定期的に無料でPCR検査を受けることができるなんて現段階で想像できます?
Jakeはロンドンにいたとき、日本って本当にいろんな面でかゆいところに手が届く、すばらしいサービスをもった国だなーと常々思っていたし、今もそう思いますが、それはあくまで民間のレベルなんだなというのがこういう事態でよくわかります。
まあせっせと手洗い、うがいでもいたしましょうか。
おわり。
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。