旅行最後の日はカラ巡り。
アムダリヤ川の周りにはかつて古代ホレズム文化が栄えていました。
1940年代に、川の下流に数百キロにわたって点在する多数の都城跡(カラ)が発見されました。
ホレズム帝国がいかに巨大だったかがわかります。
今回、車をチャーターしていくつかのカラを巡りました。
ちなみにこれらは事前にツアーを予約しておかなくても、ヒヴァのホテルやウルゲンチの駅周辺やカラカルパクスタン周辺で現地のツアー会社ysホテルに相談すればすぐに手配可能です。
完全インドア派万年運動不足の娘たちは、ヒヴァのミナレットに登った後遺症の筋肉痛が酷くて、ヒーヒー言いながらのカラ巡りwww
「もう、粘土は見飽きた」とwww
この雄大すぎる景色も、娘たちには見飽きた景色なようで、、、。
なんとも勿体ない。
最初に行ったのはアヤズカラ。
車が停められる場所からカラまでが遠く、結構歩きました。
カラの近くにはユルタも。
ここは2つの都城跡の小山がありますが、小さいカラの方は通行止めになっていて、さらに歩かないと側まで行けません。
かつてこの小山は橋で繋がれていたそうです。
とても大きなカラでした。
そのあとは、、、
え?ここはどのカラだっけ?(笑)
正直、カラはそれぞれ実際の目で見るとものすごい雄大で迫力があります。
が、写真で撮ると、みんな同じ景色なのですwww
ウズベキスタンには手付かずの遺跡が沢山ある。
歴史的はかなり貴重なはず。
なのに、その上を野生(なのか?)の羊が歩き回り、糞をし…。手付かずにも程がある
カラの中には、何やら模様が入った陶器のかけらが沢山
これって遺跡じゃないの??
こんなにゴロゴロしてていいものなの?ってくらい色々あります。
写真に写っている赤っぽいやつは全て陶器の欠片です。
カラ巡りの途中で、アクチャコル湖へ寄り道。
あまりの寒さで凍っていました。
こんなに見事に凍っている湖を見たのは初めて!
なんとも幻想的でした。
その後トプラク•カラへ。
こちらは、珍しくちゃんと階段があり、少し整備されていました。
紀元前1世紀ないし紀元後5世紀のホレズム帝国のシャー•ウシュ朝が築いた首都とされています。
階段が結構長くて急で、筋肉痛を患っている私と娘にはきつい道のりでした。
なんか、他にも色々カラを巡り、どれもとても良かったんだけど、後から写真を見返したら、本当にどの写真がどのカラだか分からん、、、。
申し訳ないくらい考古学的センスがない私
そんな私が言っても説得力ないかもしれないけど、カラ巡りは浪漫を感じました。
観光客が全然いなかったせいかもしれないけれど、なんというか、過去と現在の時空の狭間に放り込まれたような、そんな感じがしました。
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