お正月。
明けましておめでとうございます!
今年はサマルカンドにて年越し。
二度目のサマルカンド。なので今回の滞在は旅の中間日としてホテルでゆっくり過ごすことが目的。
サマルカンドの主な観光地はこの旅行記には出てきません。あしからず。
この日も、子供たちがちょっと旅に疲れてきているみたいだし、お正月でお店やカフェもほぼ閉店状態だから、午前中はホテルでゆっくり二度寝し、午後から年賀状LINE用の家族写真を撮りにシャヒーズインダ廟へ。
ゆっくり写真撮れるからラッキー✨と思ったけど、人が居なさすぎて「すいません。写真撮ってくださいませんか?」と頼める人もいない
三脚も持っていないから自撮りを頑張っていたら、一軒だけ開いていたお土産屋さんのおじさんが撮ってくれました
なのに何も買わずにすいません
その後、前回の旅行で見損ねたウルグ・ベク天文台へ。ここは開いていました。良かったー。
こちらはチュパン•アタという丘の上にあります。
天文学者であったウルグベクが当時作った天文台の跡があります。
ウルグベクが推測した1年間という時間の誤差は、現在と1分にも満たず、当時でそれほどまでに正確な数値を割り出したのは本当にすごいこと。
シャヒーズインダから天文台まで運動がてら歩いて行きましたが、道のりの道路沿いの崖に、塞がれている洞窟が沢山。
「ねぇ、あの奥には何があるんだろ?昔、山賊とかが隠したお宝とかがありそうじゃない?」と見に行く私に「ウズ子は発想が五歳児だよね」と笑う家族。
だってこういうの見ると気になるじゃない
でも後から聞いたところによると、あの洞窟はすべて昔のお墓だったみたいです。
天文台を見た時にはもう15時。そして、そこまでの道のりに開いているレストランは見つけられず…。
今日も最悪ポテトチップとウズベク製カップ麺で飢えをしのぐ覚悟をしていたら、ホテルのスタッフが開いているレストランを見つけてくださいました!
ちょっと郊外ですが、T.Boneというレストラン!
年末年始にサマルカンドにいらした時はここを頼ってください!
そして、なんとそのレストランはケバブだけしか無いレストランではなく、パスタがありました
やっと野菜とケバブ意外のご飯が食べれた
食事の後はホテル近くのst.Alexius Metropolitan of Moscowというロシア正教会を見学。
その後はホテルに戻り、今もビール飲みながらダラダラ。子供と大人は別室だからお互い気楽で良い。
翌日は朝に、Imam Al Bukhoriyの霊廟へ。
ここは参道に屋台というかバザールが並び、少し賑わっていました。
ここの霊廟、サマルカンドの中でも1、2を争う美しい細工だと思います。
あまりガイドブックには載っていないですが、時間がある方は一見の価値ありな場所です。
その後、フラム•ポクロヴァプレスヴャトイ•ボゴロジツィ•プリ•タシュケンツコム•カデツコム•コルプセというなんとも長ったらしい名前の教会を見学。絵が沢山飾ってある可愛い教会で、その絵の多くがビーズ画!美しい。
お昼は、近くの韓国料理屋で。
元旦はどの店も閉まっていましたが、2日は開いている店が多く、命拾いしました。
久しぶりの韓国料理。日本食ではないけど、それでも白いご飯にホッとしました。
その後、車でコニギルというサマルカンドペーパーの工房へ。
サマルカンドに唐から紙すきの技術が伝わったのは751年。
その後、サマルカンドの紙は「スルタンペーパー(王の紙)」と呼ばれて高い品質を誇っていました。
しかしその技術は19世紀半ばに一度停止。
それを1998年から技術復活に向け再び紙作りが行われるように。
今は、観光地の一つとして、綺麗に整備されたエリアになっていて、紙すきの体験も可能です。
タクシーを待つ間、紙すき工房横のパン屋にて待たせて貰ったのですが、そこで撮った写真がお気に入り。
その後車でウルグットバザールへ。だけどスザニエリア他半分閉まってて残念
冬だしコロナだし観光客いないから仕方ないよね。
でもバザールはやっぱり大好きな場所。
特に生地売り場や絨毯売り場が好き。
ウルグットバザールへはタクシーで。
帰りもタクシーには困りません。
バザールには常に客引きのタクシーの運転手さんがいます。
値段交渉中の旦那。
ウルグットに行く途中に見つけたサマルカンドでひたすら目立つ建物。
高い建物が周りに無いため、これだけがニョキっと突っ立ってる。見かけもなんだか個性的。
タクシーの運転手にあれはなんの建物かと聞いたら、なんと個人宅らしい
これ、上の部分どうなってるの?
建築基準的に大丈夫なのかな?
あとで地元の方に聞いて知ったのだけど、ここは「サマルカンドのサグラダ・ファミリア」と呼ばれている建物らしい!
サマルカンドで時間を持て余した時には見に行くのもアリな場所。
そしてここも私的サマルカンドの好きな場所。
サッカー競技場近くにある交差点のモザイクアート。
「ここで降ろして」と運転手さんに言ったら「何故こんな何にも無い場所で?」って顔された
でも、このモザイク画、凄くない?作者や制作年を知りたい。
その後、ジョブバザールへ。
やはりここも半分閉まってました。
私と娘はここでトイレ休憩。
私見だが、辺境の地へ海外旅行に向いてる人、向いてない人を見極める一つの要素として、「どんな場所でも用を足せる」というのがある。
例えばここのトイレは、ドアは個別にあるけど、中に入ったら一つの部屋に穴だけ空いてるトイレが5つ(笑)(笑)娘と知らないおばあちゃんと尻を並べて用を足す
でも、このトイレはチップ制のトイレだからまだマシな方。と、いうか、トイレがあるだけマシ。
そんなこんなで、サマルカンドの旅は終了。
夕方、駅に向かう。
この日は再び寝台列車に乗り、ウルゲンチへ向かうもである。
サマルカンドの駅に向かう途中Beruni通り沿いの柄アパート。
タクシーで駅に向かう途中で見つけてしまったため、一旦駅に着いたものの、どうしても撮影したくて家族を置いて走って戻り撮影。
で、撮影に夢中になり電車の時間に間に合わないと思った私はタクシー捕まえて再び駅へ
今回のサマルカンド旅行、本当にマイナーな場所しか紹介してない…。
さて、寝台列車。
今回は2等車両。
二段ベッド楽しい!!
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