2020年12月1日の発表で、9月15日の事、乗員乗客318人を乗せた
インドネシア航空機が着陸時、上手く規定の滑走路に乗れなかった
ハプニングを受け国の輸送安全規制当局による調査が開始された。
このパイロットの3か月間(90日)の飛行時間は、3時間未満だった為
飛行機操縦の技術がさび付いたものとみられているというニュース。
この事件はこの新型コロナ禍での航空業界の特にパイロットの、
不安定なサビつく技術へのリスク、不安を浮き彫りにしたと思う。
インドネシアの国家運輸安全委員会は、その予備報告の中で、
「パンデミックによりパイロットの習熟度と飛行経験を維持する
ことが困難になったと述べました」
修練不足もあり、収入が減ったり、会社的、個人的、ストレスが
増えた場合にもこういうミスが出て来るのではとも思う。トレー
ニングセンターでのシミュレーターで、修練、経験、習熟度を
確認する必要があると思う。コロナ禍の影響で、航空会社の若手
の養成学校でも中断したりしている国もあるらしい。この新型
コロナ発生は様々な業界に不安と暗闇をもたらしてしまった。
世界中飛行機での空旅への客が激減しているので航空業界だって
大変だ・・ANAも確か30機を売却したとのニュースもあったね。
ただ、日本航空や全日空では、こういう対策として、パイロット
養成、現パイロットの習熟度に関して支障の無いように配慮して
いるとのこと。シミュレーターを使い、スキルを磨いているとか
・・よろしくお願いします、期待してますとしか言いようがない。
一方で、こういう状態でも、パイロットは比較的安定した収入は
得られるらしいけど、客室乗務員=CAの彼女達曰く、「CAは、
基本給が低いので、フライト手当のほか、現地での滞在手当や
深夜手当などで稼ぐ歩合制。フライトがなければ当然収入は減る。
私は手取りが月収30万~35万円くらいだったけど、コロナ以降は
15万円に届くかどうか。ボーナスも大幅にカットされたので、
このままいくと私の年収は去年より100万円ほど下がるはず。また
私より時給が高い先輩方は、200万円近く下がるという声がある」
アルバイトを申請するも、会社側からは許可されないらしい。彼女
たちもホントに大変だと思う。華やかな職業に見えるけど、この
コロナ禍の渦中の中で彼女たちは苦しんでいるのでしょう。
新コロの近隣発生源はどこなのでしょう・・私達も日本に帰ろう
として、日本でそして戻ってくるマレーシアでも、2週間の隔離
もあり、経済的にも大きい損失なので、一時帰国を控えるように
なり、その流れで飛行機を利用することが無いわけだ。
問題はそれだけじゃないけど、物流その他含めて、必然的に
航空業界に大打撃になっているのでしょう。・・早い回復を願う!