最近、ZOOMの会議が多くて、この半年で完全になれちゃったんですが、やっぱりオンラインというのはオンライン、便利ではあるけども初対面で相手を理解すること、あるいは、本当に深い、あるいは思いネタについて話す、あるいはタフなネゴシエーションをするという観点では、ちょっと不便だなーといつも思います。
一方、些末なことではありますが、特に社内のオンライン会議の場合、わたしはいつも2、3分早くログインするのが癖でして、これは物理的な会議でもその「癖」は同じ。いつも早めに行くのです。
5分前にログインしてくる人、直前の人、それぞれどうも「癖」があるようで、いつも同じ顔ぶれが同じ時間に入ってくるような気がします。
しかし、概ね日本の中での会議はほぼ時間には全員そろっている。
ロンドンで勤務していたとき、「やっぱりちがうなー」と思ったのはこの点。
10時スタートというと、10時前に席についている人はかなり少ない。10時ぎりぎり、あるいはちょい遅れくらいはごく普通。
そしてこれは、ロンドンでの話ですが、毎月行ってたパリ、そしてハンブルグの事務所はちょっとまた違う。
個人的な感覚でご容赦いただきたいが、パリはちょっと緩め。パリ支店のメンバーとクライアント訪問をしても、お互いに約束の時間というのはちょっと緩い。10分遅れるくらいだと別に連絡しない。日本だと「~さんから連絡いただきまして、少し遅れるとのことです」的になりますが、なんかわりとオーケー。
一方、ドイツのメンバーと大きなショーなどでクライアントと待ち合わせると、数分前から「ちゃんとくるかなー」的な雰囲気になり、その時間に来ないもんなら、「初対面なのに本当に失礼だ」的なコメントが出始める。これ、日本とにてますよね。
まあたまたまうちのハンブルグのメンバーがそうだったのかもしれないけど、個人的にはどうも一般的にそういう傾向があるんじゃないかという気がしないでもない。
現地で出張にいくときの各種段取りも含めると、どうもフランスとドイツというのは結構趣が違うなーということをよく感じました。
わたしの感覚では、イギリスは「ちょいユル」くらいの感じでしょうか。
とにかく、日本が例外的にきっちりしているというのは言えると思いますね。
でも、きっちりが行き過ぎて、ちょっとしたことで客がキレたり、文句を言ったりするというラミフィケーションがあるのも事実でして、こればかりはいささか辟易してしまうのでした。
てなことで、時間についての小ネタでした。
おわり。
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