Ep.2 上級者編パート2
*先週からの続編です*
先週に引き続いて上級者のSさんとのクラスからの一部始終をご紹介します♪
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私の愛すべき生徒の一人であるSさん
彼女の文法力はまさに努力のたまもの
上級のSさんの場合、書いたり言ったりしてくれる文章に
文法的な間違いがある事はほんとに少ない
そんな彼女がこれから目指していきたいのは
「正しい英語」
から一歩進んで
「自然な英語」
にしていくこと
そのためにするべきこと。。
Sさんのようにある程度の文法ができあがった上級者の人たちの場合
これからは「聞いて聞いて読んで読んでひらすら聞いて読む」ことが重要!
そこで自分が得たものをすかさず
「つかいまわす」(ものまねです要は)
この繰り返しをしていくことで
「つかいこなせてる!」
=自然な英語への道です
。。。と、私自身の道を眺めてみれば
そんな道のりだったような気がしてます
決して短い道のりではないけれど
一緒にがんばっていきましょうね!Sさん!
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本日のレッスンから:
(中学校時代のマーチングバンドの思い出について話してくれています)
S:It's a kind of sports to play instruments and march at the same time.
なるほどっ
マーチングバンドと一言で言うと
音楽を鳴らしながら行進?というイメージだったけど
スポーツの一種って考えられてるのね 興味深いっ
じゃあ今のセンテンス私バージョンで言ってみるね 以下:
"Marching bands are considered to be a kind of sports because you play instruments and march at the same time"
直したポイントその1:
SさんバージョンではIt is a kind of sports とbe動詞を使ってセンテンスを作ってくれましたが、be動詞の文=断定的で「AはBである」という意味になってきます。つまり当たり前にそういうもんだと受入れられていることならばokなのですが。。
今回は「一種のスポーツとして考えられている、広く考えられている」という表現のほうがより正確なニュアンスに近づけると思われます
S is considered to be --- 「Sはーであるとかんがえられている」
固いかな?と思われる表現ですが意外になにか物事を説明するときには使えるフレーズです
ex) Mr. Suzuki is considered to be one of the best sales representatives in our company..
当たり前に認められることなら断定的に:Mr Suzuki is the best sales rep.
断定さを少し弱めて:Mr. Suzuki is considered to be the best sales rep.
be動詞が使える文章でも
あえて使わずに他の表現にすることで
微妙なニュアンスが出せたりします
直したポイントその2:
because節のなかの"you":この"you"は話している相手をさして"you"といっているのではなく一般の人をさしています そう、一般の人をさす時にもいろいろ言い方が。they,we,you,people などなど シチュエーションにより使い分けます--->
we:話し手自身も含めて言う場合
you:相手に何かを訴える場合、親しみの気持ちや説教的なひびきがこめられる
they:ある場所やある状況にいる人々、またはばく然と世間一般の人々を指すことも
話している中で意外に'you'が頻出しています
'you'のアンテナを張り巡らして気付いてみて♪
直したポイントその3:
SさんバージョンではIt is --- to Vの構文をつかってくれましたがここではそれをなくして代わりにbecauseの文をつけくわえました ちなみに[it is -- to V] の文は--の部分に形容詞を使う文が多いですね
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次週episodeは中級者編をお届けします
mAkI
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