私は45歳の時、それこそTOEICなんて500点に満たないレベルから英語を勉強しだしたのですが、新宿にある素晴らしい英語学校のおかげで、数年後には一定のレベルに達することができました。今も周りには英語を身につけたい人が多くいますが、その方々の多くは「方法」がわからないということをおっしゃいます。
個人的な経験を通していえること、、、、それはまずボキャブラリー、つまり語彙力が一にも二にも大切だということでしょうか。
それでは事例をひとつ、本日の時点でロンドン、イーリング区のウェブサイトの一番上に来ているお知らせです。つまり、移民を含めたあらゆる人たちが観ますから、きわめてわかりやすく書かれていることが前提の文章です。
COVID-19 is a national emergency and it affects us all. Big or small, we can all do our bit to help contain the spread of the virus and try to keep ourselves, our families and the vulnerable members of our community healthy.
This is a fast-moving situation and advice is being updated every day. Please only use trusted sources for your information.
要素分解していきますと、、、、
affects us これは「私たちに影響する」、比較的簡単
do our bit to これはむつかしいです。「最善を尽くす」 です。
contain the spread of このcontain もむつかしいですね。普通は「含む」ですが、ここでは「封じ込める」の意味だと思います
keep (人、モノ) 形容詞 ここではkeep.......healthy となっており、「だれだれが健康であることを維持する」の意味。頻出の使い方です。
vulnerable これは頻出ですが、「傷つきやすい(弱い)」の意味
advice is being updated これは単なる受動態進行形ですね。
ということで全訳としては
「コロナは国家的危機であり、私たちすべてに影響しています。私たちはウイルスの拡散を抑え込むため、また、私たちの家族やコミュニティーの弱者が健康でいられるよう、大なり小なり最善を尽くしています。
これは非常に急速な状況変化であり、市民に対するアドバイスは日々アップデートされています。どうか信頼するに足る情報源だけをご活用ください」
てな感じでしょうか。
これらのボキャブラリーが理解できていましたら、読み返す必要がないくらい平易な文章なのですが、語彙力がないとまったく理解できないということになります。
この例を見ましても、やはり英語の理解、英語をしゃべるという観点で「語彙力」というのはもう致命的な要素だというです。
わたし自身も最近、毎日の英会話の中で語彙力の低さに情けなくなっているところがあり、再度強化中です。
前述の新宿の学校に通っているとき、先生がよくおっしゃってました。「自分の英語力が上がっているか、進んでいるかわからなくなったとき、悩んだときは、単語をひとつ覚えなさい。それだけで確実な前進です。悩んでいる暇があれば単語を覚えなさい」
これはまさに金言だと思います。
先生、がんばります!
おわり。
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。