わたしのようなレベルで恐縮ですが、、、、、、、
実は、ボランティアで英語のレッスンをやっております。
高校2年生の生徒さんが一人。この方は英検準一級の合格ラインぎりぎりのところでして、かなりできるレベルです。
あとグループレッスンで20代の社会人3名。この方々は旅行にいったときせめて英語で会話がしたいというレベル。
そしてもうひとりは中学生。バドミントンで知り合ったのですが、夢は国際大会にでることで、そのために英語を勉強したいとのこと。
高校2年の生徒さんを除いてはかなりの初級クラスの方々なのですが、現在とりくんでいるのは文章の非常に初歩的な構成、be動詞と一般動詞のとてもシンプルな文章、SVO、SVCの肯定、否定、疑問形を即座に作るという課題です。
「なーんだ簡単じゃん」と思うでしょ。
とろこがどっこい、実際にやってみるとこれがなかなか簡単じゃない。
たとえば、、、、、
I am / was
You are / were
He is / was
Tom is / was
They are / were
Are you / Were you
Is he / Was he
Is Tom / Was Tom
Are they / Were they
He listen to music
He doesn't
Does he
He didn't
Did he
というようなとても簡単でシンプルな文章でさえ、現在、過去、肯定、否定、疑問、単数、複数ですぐに間違えないで言えるか、とくに一般動詞の三人称単数のS、不規則動詞等、これに未来形と完了形と受動が加われば、実はシンプルな文章でさえ、即座に間違えないで口にするということは意外とむつかしいのです。
海外に住まれている方なら最初これを痛感されたことかと思います。私もそうでした。今でも単数、複数でささいなミスをしてしまうことがあります。
わたしが生徒さんにいつもいうのは、(自分でもそうしているのですが、)これをよどみなくやるには、徹底的な反復練習しかないと。いくつかのサンプルの文章で徹底的に練習する。
自転車に乗るときに、いろんなことに注意をして、こけたりするわけですが、乗れるようになると、乗るときにいちいち右足から踏むのかとか、ハンドルを右にきるときの重心はとか考えないのとおなじで、いわゆる「型」になってしまうまで、繰り返し繰り返し反復する。それしかないとお伝えしています。
世の中には、「聞くだけであなたもくちから英語があふれ出す!」とか、「このアプリであなたはネイティブ!」とかいろいろと宣伝文句が百花繚乱ですが、正直、本当に苦しい努力を通りこした先にしか、「英語をしゃべれる」というギフトを手に入れることなどできないというのが個人的な経験です。
単なるボランティアですが、とにかく生徒さんには楽しんでもらえることを主眼にやっております。
そして最近はなんとオンラインでのレッスンになりました。
皆さんのモチベーションを維持するとともに、自分の勉強のモチベーションにもなりますから、今後も続けたいと思っています。
これを英語でいいますと、、、、、
teaching is learning
教えることは学ぶこと
おわり。
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。