先日、イギリスらしい英語表現について少しふれたところ、Floatingさんからコメントをいただきました。
それは、、manage
日本人で知る人は多くないと思うんですが、 manage to 動詞 で「うっかり、~しちゃった」という失敗を意味するんです。
これ、私もロンドンにいくまで知らなくって、同僚がメールで、I managed to leave it behind. つまり、「ごめん、うっかり忘れてきちゃった」と言ったんだけど、最初見たときわからなくって、おもわず辞書をひいちゃいました。
コメント有難うございました!
こういうように現地に行ってみないとわからないことって結構あるなーと思います。
さて、今日はイーリング区長からのビデオレターで気になるフレーズについて。これはしゃべり言葉なので比較的平易なんですが、それでもやっぱりUKの英語ってどこかかっこいいなと思えるのがいくつか。
一つ目は
72 people contracted to Covid 19
つまり、「コロナに感染した72人」ということなんですが、動詞でcontract を使っているところです。この言葉は名詞だと契約という意味で、ビジネスでは頻繁に使うのですが、「感染」という意味で contract を使うというのもあります。つまり、病気と「契約」しちゃったというような雰囲気でしょうかね。その他、同盟を結ぶとか結婚するとかいう意味にも使いますね。
次はまあ普通といえば普通なんですが、
However, the outbreak at Hillingdon Hospital this week, shows us how we cannot be complacent.
の文章の complacent という単語。わたしもロンドンにいるときは普通に使っていましたが、「自信過剰になる」とか「自己満足に陥る」とかいうニュアンスかと思います。英検だとおそらく1級の単語本に出てくるレベルですが、しゃべり言葉でこの辺がさらっとでてくるのが素敵な感じがします。
そして最後がまさにネイティブの技というのがこちら。
Hairdressers as well can also open as of last weekend.
「美容室は先週末と同じように営業可能です」
ということなんですがこの as as の使いかたですね。 学校ではas good as なんて習いましたが、ネイティブはas as をひとつのフレーズの中に入れ込んできますね。我々が学校で習うのは、 you have as good a car as he has. くらいまでだと思うんですね。
こういうのを聞くと、やっぱりネイティブだなーという感じがします。私では絶対に無理です 笑。
もしご興味のある方は、以下のビデオレターをご覧ください。
イーリング ビデオレター
おわり。
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