海を越えて現地に法人を持っている企業は、現地をマネージしなきゃいけないわけですが、海外法人のマネジメントというのは経験のない者にとっては結構むつかしいのです。
たとえば、、、、アメリカに子会社がある場合、そして昨今のコロナに対する会社としての対応というのは日本と現地では少し趣が異なります。
何が違うかというと、、、、
アメリカでは政府やローカルガバメントから発せられるのは、推奨ではなく命令であることが多い。一例ですが、足元で南部の州では感染者が増えているのでフェイスカバー着用「命令」が出ています。つまり、違反したら罰則があるのです。したがって、常に行政等からの要請、命令をいうのを気にして、会社として対応していかないといけない。
もうひとつは訴訟社会なので、会社が社員の感染予防を一程度行っていないと、万が一の時に対応不十分ということで訴えられる可能性がある。
さらには、社員の中で感染に対する不安があるので自分は出社しなくない、リモートでといわれたら、出社を強いることはむつかしいケースもある、、
てなことで、やはり労働習慣、権利保護、法規制等の観点で違いがありますから、「コロナ」という状況においても実は会社としての対応にも違いがあるということです。
海を越えてビジネスをやるというのはそういうことも理解してなきゃいけないということですね。
おわり。
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