梅雨らしい天気が続きます。毎日雨。
人間には憂鬱な季節でも、木々や花にとっては成長を謳歌するベストシーズン。
本当に身の回りの緑がどんどん成長していきますね。
6月も終わりましたが、6月というのは英国の人々にとって本当に特別な月だと思います。長い長い憂鬱な冬が終わりを告げる2月。2月も後半になるとそれまで4時には訪れていた夜が目に見えて遅くなっていく、そして3月には春の足音が聞こえます。だんだん太陽を見る日が多くなり、4、5月には晴れた日に公園に行く日が多くなる。いよいよ春本番の5月にはバラが咲き乱れ、天候は穏やかになり、6月下旬にロンゲストデー、つまり夏至が訪れ、冬には3:30に日が暮れてたのにこの日ばかりは夜9:30でもまだほのかに明るい、、、、このあたりが喜びのピークでしょうか。
なのでジュンブライド、6月の花嫁ということになり。バラの季節にウエディング、これがひとつの理想形。
一方、日本はそうとも限らず、6月は梅雨。
なぜかジュンブライドという言葉だけが輸入され、商業的に利用されたのでしょう。
おそらく6月は結婚式場は暇だったんじゃないですかね。足元が悪いですから。
7月はというと、もうサマーホリデーが始まります。7月も中旬になればオフィスは閑散として下旬にはほんとうに多くの人たちがホリデーを楽しみます。だいたいみんな2週間ですね。フランスとかドイツの人だと3週間というケースもある。
ただ今年はこういう状況ですから、はいちょっと海外にというのはむつかしいかもしれません。
ただ、イギリス国内でもスコットランドやアイルランドなど、避暑にうってつけの場所はありますので、国内旅行が増えるのかもしれませんね。最新のロンドンからのニュースでは、パブなどの飲食店、美容院等の営業がようやく7月から再開されたものの、地下鉄等の利用については、できるだけ不要不急を避けてほしいとのリクエストは継続しています。ロンドントランスポートからのニュースレターでも自転車や徒歩の推奨を強調していました。
ことしの夏はどことも連年とは様子が異なりますが、まあ身近なところえ新たな楽しみを見つけるというのもいいかもしれませんね。
おわり。
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