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再びのNY(1)節電国から脱出

 
 
 
 
日本は このクソ暑いのに 一日中 
どこに行っても 「節電」「節電」と やかましい。
 
 
スーパーに行けば 
「 節電で営業しています。ご理解ください 」の貼り紙がベタベタ。
テレビをつければ 「節電にご協力を」の CMだらけ。
ワイドショーは 「節電アイデア」や「節電メニュー」の 特集ばかり。
本屋に行くと 平積みの表紙には 
「節電」「節電」 また「 節電」の 文字が躍る。
電器屋に行けば ”節電家電”とやらが 大人気だそうだが 
何のことはない。 要するに 扇風機のたぐいだ。
 
 
 
どこもかしこも 節電ブームに乗っかって 
庶民の財布を狙う “便乗商法”ばかりなのだから うんざりする。
 
 
 
 
そもそも 一日中 扇風機を回して 首にアイスノン巻きつけ
それで 節電になるんですかね????
この猛暑の中 冷房があるにもかかわらず 使うのをケチって 
熱中症で 救急車で搬送される人が急増って その社会的な負担は 
節電を はるかに上回る ネガティブ要因じゃないですかね???
 
 
よっぽど 軍国主義教育が DNAに深く刻み込まれたのか
全国津々浦々 「みんなで 節電をがんばりましょう」と 大合唱。
この全体主義が 気持ち悪くて仕方がない。
 
 
だいたい 気候の変化や 自然災害の影響を極力少なくして 
快適に暮らせる社会を作るために 近代化が進められてきたはずなのに 
21世紀の それなりの先進国のはずの日本で 
「 みんなで 猛暑を乗り切ろう 」って アンタ・・・・。
すでに 夏を乗り切れずに 
死人や 倒れる人が続出しているという結果も 悲しすぎる。
 
 
 
暑さや寒さを精神力で乗り越えようというのは 貧しい時代の苦肉の策だ。
文明の力が 何もないのだから 想像力と精神力で 
乗り切るしかなかったのだ。
 
 
 
ところが 各家庭に 空調設備が比較的 手軽に導入できるようになった
現代になぜ、「 心頭滅却すれば 火もまた涼し 」と 国家規模で 
大合唱が始まるのか ほとほと理解に苦しむ。
 
 
 
もともと 地震と津波が発端とはいえ 一部の地域が被災したことで
ここまでの混乱が起き エネルギー不足のような事態に陥るのは
もはや 未曾有の災害に遭ったからではなく 
東電の体質や 原子力の安全性の問題でもなく 
単に 日本政府が 無能だからに過ぎない。
 
 
 
 
これは 政治の問題なのだ。
 
 
 
それなのに ちまたでは 人々が 
目先の電気代を 減らすことばかりに躍起になっている。
やはり この国の精神状態は ただただ 異様としか 言いようがない。
 
 
 
オフィスが 長袖ウールスーツ姿のオジサンたちに合わせて 
冬のシベリアのように寒いのもどうかと思うが 
アロハシャツで団扇片手にお仕事というのも どうかと思う。
企業に20%の節電をなんて言うが 中小企業では 書き損じの封筒を
使いまわすのは当たり前、ぐらいのエコ精神でやってきている。
ギリギリの経費でやっているのに 今更 余分に使っている電気など 
豆電球分も あるわけがない。
重箱の隅をつつくような話を この暑さの中 聞かされていると 
こちらまで 頭が痛くなってくる。
 
 
 
 
そんな折も折、ラッキーなことに NYに行く話が 舞い込んできた。
半分お仕事、半分 バケーション。
 
 
 
帰国から半年ぐらいたった頃に 近場の海外に行く話があったが 
もう飛行機に乗るのも嫌で 断っていた。
 
 
 
しかし 今こそ 国外脱出して 気分転換をするべきだと思った。
 
 
 
何も こんな熱いところで 汗を流しながら やせ我慢をしなくても
もっと快適に 夏を過ごせる場所は いくらでもある。
 
 
 
そうだ。 NYに行こう。
 
 
 
NYの夏は暑いが 日本のこの暑さに比べれば マシだ。
何より湿度が低い。
節電音頭や 政治家たちの馬鹿げたニュースを聞かなくても済む。
 
 
 
休みが取れない夫は残していくことにし、彼もそれを了解してくれたので
子ども二人を連れて 約20日間の日程で 再びNYに向かうことにした。
 
 
 
 
帰国から ちょうど1年。
再会の旅が 始まろうとしていた。
 
 
 
 
 
 
お待ちかね?の再開です。
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