フィリピン・マニラ在住 H.T.さまからのメッセージ 回答日:2020年4月1日
公共交通機関は停止。(尚、同日、日本に一時退避。)4月1日時点、一世帯に1日一枚、記名式の外出許可証が配られ、これを携帯していないと外出出来ません。
基本的に外出先は、食料等生活必需品や薬の買い物、病院への通院に限られます。コンド内も、公共の場(ロビー、プール、ジム等)は使用禁止で、基本は自宅ユニット内で過ごすことになっています。
明日以降も、必要最低限の外出に留める予定です。(高齢の母と小さい娘がいるので、自分がどこかで感染してきたら、と思うと気が気ではありません)
またフィリピン人の同僚たちと話していて感じたのは、Bayanihan(助け合い)の精神。収入のなくなってしまった人々、苦境に立っている人々を助けよう、困っている者同士助け合おう、という姿勢にはとても心打たれました。
当初、外出禁止は相当混乱すると思っていましたが、外出しないこともBayanihanという考え方で、今のところ、あのマニラの街角はどこもゴーストタウン、ということに驚いています。
一方で、今は、日本のあまりの緊張感の無さ・緩さ、政策面での遅れとそれに伴う感染者数の増加に、本当に日本に帰国することが娘にとって正解だったのか?という思いが強いです。
あなたは感染しても重症化しないかもしれない、でも、あなたの周りにいる大切な人が、あなた経由で感染し重症化したら?と多くの人に問いたい。そして、多くの人が、こうした恐れを抱きながらも止むを得ず通勤を強いられているケースもあります。
企業は一体何をしているのか。行政が何もしないから、と遠巻きに見ているだけなのか。 企業や行政の問題だけではないです。今、世界中の人々が、外出禁止に耐えている中で、花見に行ってしまう日本人はむしろ享楽的、世界に対して非協力的・無神経にさえ感じます。
行政が命令しなくても、家にいる、不要不急な外出はしない、ということは、自分の意思でコントロール出来るはずです。世界のどこにいても、同じように耐えていくしかないと思っています。
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