こういう時期、テレビを見てると不安を煽るような番組ばかりで憂鬱になるのでテレビはあまり見ない。
かつ、各局こぞって同じような内容しかやらないというのを考えると、実は放送局数ってもっと少なくっていいんじゃないのとか思っちゃいます。あの帯域は5Gなんかの移動通信(携帯ね)にはとても有益ですからね。
閑話休題
さて、という事でテレビを見ずに、何となくネットで興味ある事を調べていた、それは「運命」について。
人はトラブル、厄災に会った時、どう感じるのか、それが宗教によってどう違うのかと。
(私って変わってますかね・・・・土曜の朝7時から、、笑)
とある仏教学者さんによりますと、世の中ではいくつかに分かれると書いていますが、仏教としての立場としては、「原因があるから結果がある」という立場だそうです。(間違ってたらごめんなさい!)
一方、世界を広く見回すと、、、、
1 運命とは単なる偶然
2 神が決めるもの
3 生まれた時から何事も全て決まっている
という考えが結構多く見られるらしい。
がしかし、この上の3つで共通なのは、「だから自分にはどうしようもないじゃん」的な発想になり、努力をするということに主眼が置かれないと。
キリスト教の中でも、神によって決められるという考えと、自らの自発性と努力によって決まるという説があるそうです。
またイスラムでは、、、、、
こういうのを色々と見てますと、やっぱりメンタリティーというのは文化や宗教によって随分違うんだなと思います。
仏教は長く日本の文化に影響を与えてきましたので、我々のメンタリティーにも少なからずの影響があると思われますが、これは仕事を見ていても感じることが度々あります。
前に勤務していた会社のアメリカ法人でよく見受けられた議論、それは何か思わしくない結果が出た時、「マーケットがこうだから」という原因分析。一方、日本のマネジメントでは、「本来こうすべきだった」という一人称視点での結果分析。
この辺りも多少の関係があるのかもしれませんね。
個人的には一緒に働く仲間には、うまくいかない時の原因に関しては、自分視点で何ができたのか、何をすべきではなかたのかと考えよう、そうすれば前進するといってるのですが、これこそ仏教の教えなのかもしれません。
私は別に熱心な仏教徒でもなんでもないのですが、やはりその土地に長年染み込んできた文化というのは人のDNAに影響を与えるのだなとふと思いました。
という事で今日はとっても雑な「運命論」小話でした。
おわり。
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