たまたまアメリカ出張時が誕生日だったのですが、現地のメンバーが覚えてくれていて、出社したらオフィスの窓にHappy Birthday Jake!!! の張り紙あり、3時の休憩時にはみんなで焼きたてのクッキーを食べながら祝ってもらい、ビジネスディナーの後は、大切な取引先を招いていたということもあり、メンバーの計らいで初めてコメディーシアターというところに連れて行ってもらいました。
休憩挟んで1時間のステージが2回あるのですが、政治の話題、ちょっとしたマジック、そしていわゆるショー的なものまで含めて想像を絶する面白さ。こういうのを見ますと、やっぱりアメリカって本当にエンタテインメントの国なんだなーと痛感します。
一方、言葉なのですが、めちゃくちゃ早口でさらにウィットに富みまくっている、そして皮肉たっぷりということもあり、ほとんど理解できず 泣。それでも最高だと思えるくらいのショーなんです。
これまでの経験で言いますと、いろんな会話で一番わかりやすいのが、ニュース。それからオフィスでの仕事、最もハードルが高いのがコメディーです。
以前、USでとある会社を買収するときに一緒にプロジェクトに入ってくれた現地法人の日本人CFO、彼はアメリカに7年住んでいて、買収案件なんかでも現地弁護士とガンガン折衝するレベルの人なんですが、それでもテレビでコメディー見てもさっぱりわからないと言ってました。
私はもうネイティブレベルになるなんて不可能と割り切っているので、残念感は全くないのですが、やっぱり映画は字幕なしであらすじ程度はしっかりと追えるようになりたいなと思っております。
それと、こういう風にボスのバースデーを演出してくれるというのは、日本ではほぼないことですよね。
うちのメンバーがとても素敵な人たちだというのは間違いないこととして、実は一般論としてもそういう傾向があります。アメリカではボスの権限が圧倒的に強い。一定のパッケージを支払っての即日解雇というのもごく普通の話。そうしますと、常にボスに対して気をつかうという気風になり、場合によってはボスの奥さんの誕生日に部下がお花を贈るなんていうこともあるようです。そうすると、パワハラやセクハラが生じやすい環境になるのでそういうことに対するセキュリティーも仕組みとして持たざるを得ない。そういう組織風土であるというのは一つの傾向としてあると思います。
ま、それはいいとして、実に素晴らしい誕生日となりました。
こういうのを経験すると、海外で仕事ができてよかったなとつくづく感じます。
また今週も頑張ろう!!
おわり
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