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diligence and patience

昨今は、もういろんなアプリが百花騒乱、百家争鳴でして、英語の分野もまさに同じ。

「〇〇アプリなら一日10分で、3ヶ月でペラペラ!」

「3ヶ月でTOEIC 200点アップにコミット!」

「聞き流すだけでネイティブに!」

「本当に使えるビジネス英語が〇〇アプリならたった2ヶ月!」

とかいう具合で、これから英語を勉強しようかという前向きな人たちを誘惑してますね 笑。

先日、とある記事に出ていましたが、成人が第二外国語をマスター(一定の流暢な会話)できるまでに必要な時間はどの程度かと。

それもまあ一つの情報に過ぎないのですが、少なくとも学術的に研究された結果でありますから、アプリの宣伝よりは信頼できるかと思われます。また、私も過去に同じような話を数度聞いたことがあります。

その統計では、、、2000時間です。

つまり、1日1時間勉強すると、、2000日。つまり、6年。

自分の経験からすると、本当にしゃべれない状態から、NCC総合英語学院という素晴らしい学校に出会い、ものすごく集中的な訓練を行なっていただき、それでも英検1級突破に6年を要したことを考えると、この統計というのは当たらずとも遠からずという実感があります。

「流暢」となると、極めて広範囲な語彙(単語、慣用句)、しっかりとしたグラマー、多聴と精聴をとことんやったのちに得られるリスニング力、自分なりに待たずともも口からすぐに出てくる慣用表現を数多く習得すること、などが必要だと思いますが、これが3ヶ月でできることは不可能だと私は言い切れます。もし可能ならば日本中、ネイティブだらけのはずです。

一方、そういった宣伝ベースのアプリなんかでも良い点もあるかと思います。つまり、しっかりと勉強している人が復習のためにやるとか、あるいはそれによってより英語への興味が広がるとかいう点ですね。

私も単語アプリは2つほどやっており、通勤時に見れるので便利です。

私はよく先生に言われました。

Only diligence and patience make you a fullent English speaker.

つまり、努力と忍耐だけが流暢な英語を可能にすると。

1日3つの単語を覚えると1年で1000、5年で5000。いい感じではないでしょうか。中盤からそう復習が厳しくなりますが、これくらいなら続けていけます。そして一日3つ単語を覚えれば、確実に「進歩」です。

英語学習の辛いのは、「進歩」が実感できないこと、それによって挫折することです。

なので、3ヶ月でどうのこうのということは気にせず、長い道のりの楽しい旅に出ると思って英語を始めるのが良いのではないでしょうか。

海外の人たちと触れ合えるというのは実に楽しいことですから。

さて、今日も単語復習とリスニングをやらなきゃ。。。。。

おわり。

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