イギリスのクリスマスといえば、、、私の感覚ではミンスパイとクリスマスプディングでしょうか。ただし、後者は人気がない 笑。
初めてロンドンでクリスマスを過ごしたとき、会社のメンバーから「ミンスパイってしってる?」と聞かれて知らないとこたえると、親切にもスーパーで買ってきてくれた。名前からしミンチのパイなのかとおもいきや、ホイップクリームがそえられていて、パイの中身はドライフルーツ。聞くと昔は肉料理だったらしいのですが、時代とともに変わったとのこと。ただし、売っているのはちょっと甘いかも。。。
そしてもうひとつは、クリスマスプディング。知人たちの話によると、これは伝統的な食べ物で、クリスマスに実家に帰ると登場するそうですが、子供たちは誰も食べたがらない。。。。。なぜか、、、そう、あまりおいしくないからとのこと。これも常識なんですって。
で、プディングというんだけど、要はドライフルーツケーキのようなものでして、一般的なイメージと違うのは蒸すんだそうです。そしてこのプディングを正しく作る場合は約1か月を要するとのこと。一旦作って、冷暗所で一か月ほど寝かせて、また食べる前に蒸したりするそうです。ただ、多くの人がいってるのはとにかく固くって、全然おいしくないと。
ちなみにと「クックパット」から得た情報では正しいクリスマスプディングの材料は以下の通り。
カレンツ 150g
レーズン 150g
サルタナ 100g
パン粉 170g
牛脂(スエット)※バターでも可 150g
レモンピール 55g
オレンジピール 55g
三温糖 110g
ナツメグ 小さじ1/2
シナモン 小さじ1/2
卵 4個
牛乳 50cc
ブランデー 60cc
ラム酒 60cc
牛脂というのがびっくりですよね。これこそ昔のなごりでしょう。そしてその作り方に関してWIKIで調べると実に面白い。お時間のあるときに以下を読んでみてください。なかなか興味深いですよ。
「伝統的な工程では、生地を加熱する前に家族全員で1回ずつ願い事を唱えながら生地をかき回し[1]、かき回しの儀式を終えた後に型に流し込んで蒸しあげる。この時、生地を混ぜる向きは時計回りでなければならなく、反時計回りに混ぜると縁起が悪いと考えられていた[9]。この儀式は、宇宙の中心である地球の周囲を太陽が時計回りに周るという迷信(天動説)に由来している[9]。
蒸しあがったものは、おおむね1か月ほど冷所で熟成させられ[7][8]、寝かせている間に果物が発酵してアルコール分が増加する[10]。この熟成期間が長いほどおいしいという俗信もあり[8]、「クリスマスプディングを食べ終わったらすぐに、来年のクリスマスプディングを作り始める。」と言われるほどである。 」 wikipedia より
ということで
おわり。
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