突然ですが、為替というのは何かと言うと、ある通貨からある通貨に交換するときのレートです。
当たり前。
今回、保守党が大勝したことにより、合意なきBrexitが現実的になってきたということもあり、ポンドが急落。
そう為替レート上です。他の通貨にたいしてですね。
私は学生時代、経営学を専攻していたのですが、通貨が暴落、暴騰すると当然経済には影響があります。暴落すると輸入するのに今までより多くのポンドを支払わなければならない、逆に輸出するときは安くなるので売りやすい。
イギリスの貿易収支を見てみますと、長らく赤字、つまり輸入国なんですね。ということは、ポンドの暴落はマイナスが大きいということになります。
農産物や日常品の値上がりが必至となりますから。輸出国の主なところはおそらくドイツやフランスなど欧州の国々ですからお互いに痛いという事になりますね。だから貿易協定を結ぶのかマストにならざるを得ないのではないかとみています。
実際、ロンドンのスーパーに入りますと、野菜や果物は欧州各国から入ってきているものがものすごく多いし、お菓子なんかも輸入品が実に多い。ワインもしかり。これが値上がりすれば一般消費者には「痛い」ですよね。
一方、「痛い」のは消費者、そして欧州の輸出国だけではなく、私のように現地で働いていて、いまだにポンドの貯金を持っている人たち、しかも本国に帰ってひる人たち。ポンドの下落分だけ預金が目減りするという恐ろしい事態になっております 泣。
本当に「痛い」Brixitです。
おわり。
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