さて今日は英語と米語比較の巻。
先日来、報道されているNZでの火山噴火の記事のBBC、CNN比較です。
英語と米語でどう違うのか。
まずは、ヘッドライン
More than 30 cruise tourists were on White Island when the volcano erupted
こちらがCNNです。すごくわかりやすいですね。
次がBBC。
A volcano has erupted in New Zealand, leaving one dead and several unaccounted for, police have said.
まず、unaccounted for がもう敷居が高い!これは連絡がとれない、行方不明であるという意味、そして「その事故-leaving-誰々-〇〇状態」という典型的なフレーズ、例えば、leaving three people missingなんでいうと3名が行方不明という意味ですが、これが使われています。もうひとつの注目点は警察官が言った、のところはやはり完了形になっています。
そして、実際のCNNのニュース文は、
New Zealand police believe fewer than 50 people were on the island at the time of the eruption.
23 have been evacuated so far, and it remains unclear how many remain on the island.
比較的平易ですね。そしてremainという単語が近いところで重複しているのを見ると、文章としての印象度が高くない感じがします。
次にBBCです。
Tourists were seen walking inside the rim of the White Island crater just moments before the eruption.
Police said 23 people had been rescued, but warned the number of dead was "likely" to rise.
まずは知覚動詞+INGという形から入っており、やはり印象度が高いですよね。
ということで、これはあくまで一例ですが、ニュースの文体を見てもやはり英語と米語というのは少し違うということを感じますよね。
実際、オフィスでの会話についても全く同じことが言えます。ロンドンでの会話のほうが難しい単語やフレーズがよくでてきます。このあたりはやっぱり文化としかいいようがないですね、英語発祥の国という。
ちょっと思いついてみたので小ネタとしてシェアしました。
おわり。
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。