英語の話題を書きましたが、言葉ができればUKやUSで仕事がスムースかというと、それだけでは、、、、
個人的にとても大切だと思っているのが、現地人のメンタリティーです。
仕事をする上でも日本のイメージとはかなり違うことが多い。
例えば、クライアントへのお礼なんかでも感覚的には50%以上「盛り」ます。いかにその時のミーティングが素晴らしかったかと。
そして社内でいうと、要件の前にまずは感謝とかポジティブな文章から入って次に依頼事項とか修正してほしい事項へ。この時、冒頭の「いつも〇〇でありがとうね」の5割盛りくらいにします。
ましてや、だれかのご自宅に招かれてディナーをいただいた日には、賛辞の言葉は倍くらいに盛ってちょうど、日本人的なお礼の言い方では足りないこと間違いなしです。
逆にいうと、現地では誉め言葉についてはかなり割り引いて受け取るということです。
ということで、わたしは現地に入ったときにメンタリティーをスイッチします。現地用に。
あと、メンタリティーとは別に現地ならではのルールといものもあります。
たとえば、自分の部下の部下に直接指示したりはしない。これは直接の部下の権限を越権することになり、彼にとっては侮辱的ととることもあります。時として訴えられます。
さらには、ひとつの例として人の採用においては、履歴書に性別や年齢を書く欄はありません。すなわち、ジェンダーディスクリミネーション(性差別)、エイジディスクリミネーション(年齢差別)というのは許されないからです。
ですので、面接で「ご年齢は?」とかいっちゃったらまずいわけです。既婚かどうかももちろん履歴書に記載はされていません。
なので、自然な感じで家族や子供の話題にしながら、すこしどんな感じか聞いてみるとなんとなく家族構成なんかがわかるという感じでしょうか。
てな感じで、現地には現地の流儀があり、そういうことに慣れているというのが言葉と同等に大切でして、言葉を過信しないで、いろいろと学ぶ姿勢というのがとても大切だと感じています。
それも含めて海外で学ぶ、仕事をする、住むというのは刺激に満ちており、楽しいもんだと感じます。
ま、本日も小ネタでした 笑。
おわり。
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