英語の学習について。
先日のTOEIC試験では幸いにも過去最高スコアをとれて喜んでおりましたが、実態はどうなのか、つまり実践ではどこまでのものなのかについて。完全正直ベースです。
まず、今回、リスニングは475/495点でした。つまり、100問中、おそらくミスは5問か6問。よくできたなと思う反面、ビジネスシーンにおいて、うちのアメリカのメンバーとの会話は概ね6割ー7割くらい理解でしょうか。3割くらいはわからない。重要なテーマの時は絶対に再確認します。そして現地人同士の会話を横で聞いているということになると半分がいいとこです。やっぱり、わたしにしゃべるときはゆっくりしゃべってくれているんですね。
そして映画やドラマを字幕なしで見ますと、おおむね2割くらいしかわかりません。
恥ずかしながら、これがTOEICリスニング475の実態です。
今はこれに加えて、いわゆるネイティブの典型的な発音を集めたモゴモゴバスターズというユニークな教材で勉強もしています。これは映画やドラマから実際にネイティブはこう発音するんだという多くの素材をもってきた秀逸な教材です。なぜそうなるのかという論理的根拠も解説されています。ものすごく短い文章でも聞き取れないフレーズが満載です。これをやることでよりネイティブとの会話のリスニングを上げようと画策中。
一方、スピーキングに関しては、新宿のNCC総合英語学院で徹底的に5年間勉強しましたので、あまり苦になることはなく、いいたいことはほぼ9割はしゃべることができます。英検やケンブリッジ英検を受験しても、いつもライティングとスピーキングの点数が一番高いというちょっと日本人的ではない結果となります。ネイティブから言わせると、わたしのスピーキングは中の上とのことです。自分でもそう思います。アドバンスドレベルではありません。
一方、これは意外によくあるのが座学の勉強だけでTOEIC900超えちゃって、でも全然しゃべれないという人。これあるんですよ。実は「しゃべる」に関しては、思っていることを一瞬にして英作文できるというスキルが必要となります。そのためには瞬間的に出るボキャブラリ、慣用句等の在庫量がものを言います。
わたしの場合は、毎日1回のDMM英会話でネイティブと話をするということでそれを維持していますが、正直、全然エクスポージャーは足らないと感じています。
というわけで英語に関する雑感を色々と書いてきましたが、一番難しいと感じることは、それぞれのレベルにおいて、当面なにをやれば効果的なのかという疑問に対する答えではないでしょうか。
そう感じておられる方がおられたら、わたしができるアドバイスとしましては、とにかく単語、熟語、慣用句をひとつでも多く覚えること、そしていろんなタイプの英語の雑誌、本、教材等を読むこと、そして聞くことでしょうか。
ときとしてインテンシブにグラマーを勉強するのもありだと思います。喋りだけは、やっぱりそういう機会をスカイプ等で作らないと難しいでしょうね。あとは常に英語で考える独り言英会話。これはかなり効きます。
とにかく、語学習得の旅というのは果てしのない、長い旅ですので、ある部分は楽しみながら、そしてある部分はすごく真剣かつ一定以上の努力をもってやっていくというのが大切だと自分ではおもっております。
言葉ひとつで海を渡れますし、人生の選択肢が増えるわけですから、やらない手はないですよね。
ともにがんばりましょう!
おわり
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。