今週はアメリカより仕事仲間が来日。朝から晩まで英語でお付き合いとなるが、やっぱり聞き取れないことがたくさんあるというのが本音です。「海外赴任してたのに?」と思われるかもしれませんが、第二外国語のマスターというのは実にハードルが高いです。
日本人の海外赴任という場合、いろんなケースがあるのですが、結構あるのが大企業、大銀行なんかは、現地法人も管理職は日本人ばっかりで、ほとんど英語を使わないというケース。また銀行などは現地の日本企業のお手伝いがメインの仕事となり、結局は英語を話す機会はあまりないというようなことがあります。むしろ日本からくるお客様の接待が忙しいとか。。。。
わたしの場合、ロンドン事務所は小さなオフィスで約40人くらいだったでしょうか。日本人は4、5名いましたが、基本オフィスでは英語です。パリとハンブルグにはそれぞれ10名前後の社員がいまして、そこの責任者もかねていたのですが、こちらは日本人はゼロ。
こういう環境で仕事をしていてもなかなか語学の習熟というのは簡単ではありません。
つまり、海外にいたから英語ができるというのは妄想であります。
使う機会は確かに多いのですが、聞こえなくって本当につらい経験をし、必死で勉強したり覚えたりという努力を重ねる結果、前に進むというのはありますが、なんとなく暮らしていて英語が上手になるというのはほぼありません。
今も月に1回はアメリカに渡航し、仕事をしますが、行くたびに聞こえない、わからない、場に合わせて笑うみたいな悲しいことが今でも時としてあるわけです。そのたびに、「もっとがんばらなきゃ」と思い、学習する。。。。そういう積み重ねなんだと思っています。
とはいえ、ある程度理解できてコミュニケーションができるようになると人間関係ができてお互いの信頼感がでてくる、日本人以外の人たち、海の向こうの人たちとそういう絆がひとたびできますと、より一層がんばってみようと思うというのも事実です。
既に50代も半ばを過ぎつつあり、まもなく後半戦にはいりますが、楽しみつつも語学力をさらに磨かなければ、、、と思う今日この頃です。先週末に受験したTOIECの結果がとても気になる。。。。きっと目標はいった気がするのですが。。。
ひきつづき頑張ろう。
おわり。
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