先週の土曜日はたまたま家でラグビーWCを見る機会に恵まれ、日本・アイルランド戦に感動しました。
ふりかえってみますと、若かりしころからわりとラグビーが好きでして、当時は神戸製鋼が強かったころで、平尾さんとか大八木とかが現役でやっていた時代でした。大学では早稲田に堀越がいたころでしょうか。結構よく見ていたけど、まわりにラグビーを見るひとなどほとんどいない時代でした。経験者くらいでしょうか。。。
当時は、ワールドカップに出場して勝つなんていうのは夢のまた夢。
なんせはじめてワールドカップをみたときにはそのスピードに度肝を抜かれたのを覚えています。日本のラグビーとはスピードが全く違う。フォワードの強さもそうですが、バックスに玉が回ったときの展開スピードがもう根本的に違うんですね。これじゃ勝つはずがないと。そういう状況がづっとついていて、その歴史を変えたのが、イングランドの監督をつとめているエディーでした。
日本のラグビーの根本を変えた。そしてリーチさんらが参加する中で日本のラグビーのベースが変わった。すごいことですよね。
中には日本人以外が多いからという見方をするひともいるかもしれませんが、欧州の各国チームをみてもオリンピックをみても、移民や市民権を得た人たちが多いのはあたりまえ。ロンドンオリンピックのときなども、英国から出場していて英語がしゃべれない選手が散見されることを新聞で物議をかもしていましたが、それくらい移民選手の獲得合戦がすごいともいえます。
これにくらべたらリーチさんなんてバリバリに日本語できるし、サニブラウンさんも完全にネイティブですよね。
バドミントンも一昔前の日本は全然勝てなかった。そしてそれを現在の朴監督が完全に変えた。練習方法から費やす時間、メンタリティーまでのすべてを変えたのです。その結果、オグシオ以後、続々と世界を制覇する選手が出てきた。
実にスポーツというのは興味深いですね。これまで身体的な観点で日本が特定のスポーツでは勝てないと皆が思っていたのを、海外から来た人がそれを変えちゃうという。ほんとうにすごいことです。本来、内側から変わらなきゃいけないんだけど、往々にして物事は外からの力によって変わっていく。。。。
スポーツ、会社、そして産業なんかも同じかもしれませんね。
「常識」とされてきたことを一回ガラガラポンして、トップレイヤーの常識を導入しないと勝てないという。。。
さ、これからまだまだ続くRWC、日本をそして世界を応援しましょう!!
おわり。
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