自分の昔のブログを見てみるというのも面白いもんですね。
もうかれこれ3年以上も前のことで800回以上ブログを書いているのにその内容を結構しっかり覚えているというのは意外でした。やっぱり、初めての海外赴任で経験する日常の「驚き」というのがいかに鮮烈かということなんでしょうね。
それと比して、帰国して2年以上も経ちますと、なんと「驚き」無い日常でしょうか 笑。
私の場合は、生まれが関西で、仕事をしてから東京に出てきたのですが、もはや大阪での暮らしと東京での暮らしがほぼ同じ年月になっちゃった。東京暮らしの間には、2年間というロンドン暮らしがあるのですが。
ここで思うこと、それは水が合うかどうかというのは大きいと思います。
私はバドミントンに夢中でして、約80名くらいのクラブに入っているのですが、メンバーは概ね20代から30代の前半で、私だけが異例中の異例 笑。
でもたまに食事する機会があると、地方から出てきたメンバーなどは、東京があまり好きになれず、帰りたいという人が結構多いのに驚きます。
私は大阪から東京に出てきたときも、「もう東京大好き!」と思ったし、ロンドンに赴任した時も、「ロンドン大好き!」と思っちゃいました。でも必ずしも多くの人がそうでは無いんですね。
これだけは生まれ育った環境や価値観によりますから、行ってみないとわからないということなのでしょう。
最近、DMM英会話でイギリスから移住した人、アメリカから移住した先生なんかに出くわすことがありますが、結構共通するのが、もともと親がスペイン人だったとか、ラテンアメリカから来たとかいうバックグランドがあって、結局そちらに戻るというようなケースを散見します。やはり、食べ物、言葉というような背景というのは住む場所を選ぶ上でものすごく重要なんだということでしょうね。
まあそのように、水が合う合わないというのはありますが、往々にして言えることは、一度そこから離れてみて初めてその場所の良いも悪いも理解できるというのはあるかなと思います。
親元を離れて初めて感じる親の有難さというのもあるし、逆に初めて感じる自由というのもあったりして、人生一回なんだから、実は色々とやってみて初めて自分の好みというのがわかるというのはあるかもしれませんね。
そういう意味では何度も書いてますが、特に若い人には是非とも一度は海外に出てみてほしいなと思いますね。経験を通してしか見えないものというのはありますからね。
さてさて私の定年後は、、、東京か、、、あるいは故郷のあたりか、、、はたまたポルトガルの田舎あたりか、、、、、何れにせよ楽しみです。
おわり。
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